性能が4倍向上、ノーテルが新スイッチを発表

2003/4/11

ノーテルネットワークスが出荷開始した「Alteon 2424 Application Switch」

 ノーテルネットワークスはxSPや一般企業向けに、レイヤー2-7に対応するマルチレイヤースイッチ「Alteon 2424 Application Switch」を出荷開始したと発表した。従来の同社スイッチから同時接続セッション数を向上させた。ノーテルは、8月にはAlteon 2424にSSL-VPNの機能を追加した製品も出荷する予定となっている。

 Alteon 2424は10/100BASE-Tを24ポートとギガビットイーサネットを4ポート搭載。搭載メモリ数を増やし、同時接続セッション数をノーテルの既存スイッチ「Alteon AD4」に比べて、約4倍の200万に向上させた。ロスなしに毎秒最大5万1000以上のセッションが可能だという。標準構成価格は584万1000円。

 ノーテルのAlteon PLM Leader ピーター・セラリス(Peter Cellarius)氏は、「複雑で障害が起きやすいネットワークのボトルネックをシンプルにして、ネットワーク機能とアプリケーションの統合を図ることができる」と、Alteon 2424の特徴を説明した。

 ノーテルはAlteon 2424にSSL機能を追加した「Alteon 2424-SSL」を5月にも発売する予定。価格は655万8000円。標準で300トランザクションの暗号化に対応し、ライセンスを追加することで最大1000トランザクションまで拡張できるという。8月にはAlteon 2424をベースに、SSL-VPN機能を追加したスイッチも発売する。同社はギガビットイーサネットへの対応を強化した「Alteon 3000シリーズ」の出荷も、今年第3四半期に予定している。

(垣内郁栄)

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ノーテルネットワークスの発表資料

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