野村総研、独自フレームワークの.NET対応版リリース
2003/4/18
野村総合研究所(NRI)は4月17日、同社のMVCモデルに基づくJ2EE準拠の開発フレームワーク「オブジェクトワークス」の.NET Framework拡張版「オブジェクトワークス
for .NET」を販売すると発表した。同社では、オブジェクトワークス for .NETを活用したシステムインテグレーションの受注で、今後1年間に4億円の売り上をげ見込んでいる。
オブジェクトワークスは、Webシステム開発において、クライアント/サーバシステムと同程度のユーザーインターフェイスを実現する際に効果を発揮するNRI独自のフレームワーク。同社によれば「(オブジェクトワークスを活用することで)従来手法の約2倍の生産性向上が可能」という。
オブジェクトワークスの特長は、画面と業務ロジックを分離開発することが可能であり、画面遷移制御、データフィールド制御などの機能をプログラミングなしの定義ベースで実現できること。Webシステム共通で利用する画面表示処理、帳票出力処理などのソフトウェア部品やGUIベースの開発支援機能、開発マニュアルも備えており、テスト工数の削減などを見込める。
NRIでは今後、オブジェクトワークス for .NETを.NET上でのシステム構築における全社共通の標準フレームワークとして採用する予定。またグループ会社、パートナー企業のSI活動にも適用し、「NRIグループ全体のシステム生産性向上を目指していく」(同社)予定である。
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野村総合研究所
「オブジェクトワークス」
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