世界中の好きな場所を3Dで見よう、Google

2004/10/30

 米グーグルは10月27日(現地時間)、デジタルマッピング企業のKeyhole Corpを買収したと発表した。買収の詳細は公開されていない。この合併により、「グーグルユーザーは世界中の好きな場所の3D画像を見ることができるようになった」(同社)。日本国内でのソフトウェアのメンテナンスおよびサポートは従来どおり、シリコンスタジオが引き続き行う。

 Keyholeを利用すると、ユーザーは世界のどこかの街角や近くの病院を見たり、A地点からB地点までの距離を見ることができる。住所などの必要情報を入力すると、インターネットを介し、Keyholeのソフトウェアがデータベースにアクセスし、スクリーン上に該当する場所のデジタル画像を表示する。また、宇宙レベルで見た状態から道路レベルで見た状態までの幅広いズーム機能のほか、傾斜や回転角度の変更機能、ホテル、公園、ATM、地下鉄の表示など、さまざまなオプションもある。

 Keyholeの技術はマルチテラバイトのマッピング情報データベースと衛星および航空画像を合わせたものとして提供される。

 現在、www.Keyhole.comで7日間の無料トライアルを行っている。

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