組み込みデータ管理フレームワークにブラウザと暗号技術を融合

2005/6/25

 アイティアクセスとエンサークは6月24日、組み込みソフトウェアのデータ管理製品販売で提携したと発表した。この提携により、アイティアクセスは、組み込みデータ管理のためのフレームワークとしてエンサークの「Encirq Data Foundation Framework」を採用するほか、同フレームワークにACCESSの組み込み・情報家電向けブラウザ「NetFront」や、シーフォーテクノロジーの共通鍵方式の暗号化ソフトウェア「C4C」を組み合わせ、パッケージとして顧客に提供する。

 「Encirq Data Foundation Framework」と「C4C」を組み合わせることで、「組み込みシステムにセキュアで高速なデータベースフレームワークを構築できる」と両社では説明している。また、「NetFront」との組み合わせでは、HTMLベースのフロントエンド部分とRDB+CGIベースのバックエンド部分を効率的に構築することが可能となるとしている。

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