導入も運用も簡単、マカフィーのASP型セキュリティサービス
2005/12/2
マカフィーは12月1日、中小企業向けのASP型サービス「McAfee Managed Virus plus AntiSpyware」を発表した。同サービスはウイルス対策のほか、スパイウェア、アドウェア、キーロガーなどのPUP(Potentially Unwanted Program:不審なプログラム)対策も提供する。同社のウイルス対策研究機関McAfee AVERTが同サービスのバックアップを行う。
マカフィー マーケティング本部 能地将博氏 |
セキュリティの専門知識や専任スタッフを持たない中小企業をターゲットとする。管理サーバが不要で、1時間に1回マカフィーのデータセンターにアクセスし、最新のモジュールを確認する仕組み。この更新モジュールはLAN内のクライアントが共有する。各クライアントのウイルス検知や駆除情報のレポート、更新・設定変更などもネットワークオペレーションセンター上の管理GUIで行える。
インストール方法も簡易化し、URLをクリックするだけでインストールができる「ワン・クリック」タイプと、管理者がインストールするクライアントを割り当てる「プッシュ・インストール」タイプ、コマンドによる設定が可能な「サイレント・インストール」の3タイプを選択できる。
米フォレスター・リサーチが2005年9月23日に発表した「Highlight:SMBs' Top Security Concerns」という調査レポートによると、(この調査の)回答者の61%がスパイウェアの被害を懸念している、という。
なお、スパイウェアとは本来、合法的な企業が(一般的にはその企業にとって)有益な目的のために作成するもので、セキュリティやプライバシーに妥当な配慮を持ったコンピュータユーザーが、あらかじめ知らせて欲しいと考える類のソフトウェアを指すとマカフィーでは説明する。
(@IT 谷古宇浩司)
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