最新の航空写真と地図を重ねてみると……
2005/12/10
アルプスは12月9日、地図ソフト「プロアトラスSV」と航空写真を収録した「プロアトラスSV 航空写真」がセットになった限定パッケージ「プロアトラスSV最強セット」の販売を、12月16日より開始すると発表した。2004年度に撮影された航空写真と地図ソフトの絵を透かして重ねることができる点が特徴だ。
プロアトラスSVシリーズは、初代の発売から10年目となる個人ユーザー向けの地図ソフト。2005年度の市区町村合併情報を反映しており、○丁目○番○号までをピンポイントで検索できる機能や、家の形まで分かる詳細な地図情報を搭載している。
プロアトラスSV 航空写真は、プロアトラスの地図とデジタル・アーステクノロジーの航空写真、ジオサイエンスが提供する衛星写真を融合したソフトウェア。2004年度に撮影した航空写真を中心に掲載しているため、Google Earthなどのオンラインで航空写真を提供しているサービスと比較して、新しい航空写真を閲覧することができる。アルプス マーケティング部 平田由紀子氏は、「六本木ヒルズや汐留のビル群もできている状態だ。より新しい航空写真を閲覧したい場合には有効だ。最大の特徴はインターネットに接続していない、オフラインでも利用できることだ」と説明した。
両ソフトを組み合わせたプロアトラスSV最強セットでは、地図と航空写真を被せて表示することができる。透過率は0〜100%まで変化させることができるので、地図情報で一方通行や道の名前などを表示しながら、航空写真を透かせて道の雰囲気などを知ることができるという。平田氏は、利用ターゲットとして「不動産業者が多い。詳細な地図情報で、周りのコンビニの配置などを説明した後、航空写真を見せて周りに緑が多いことなどを視覚的に説明することができる」と語った。
(@IT 大津心)
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