SCMにおけるRFID導入コンサルを日本ベリサインが提供開始

2006/4/11

 日本ベリサインは4月10日、企業のRFIDシステム導入を支援するコンサルティングサービスを提供開始したと発表した。

 同社はRFIDの活用によってサプライ・チェーン・マネージメント(SCM)の効率化を支援する「ベリサインサプライチェーンサービス」として、これまで「VeriSign EPC Starter Service」という評価試験用ネットワークサービスを提供してきたが、企業におけるRFID導入機運の高まりに応え、各導入状況に即したコンサルティングサービスを開始した。

 4月10日に提供開始されたコンサルティングサービスは以下の3種類。

・RFID導入支援コンサルティングサービス
 企業の流通システムにRFIDを導入する際に「RFIDへの投資にどのようなメリットがあるのか」、「どの製品や設備に優先的にRFIDを導入すべきか」といった問いを解決し、流通経路上の適切な地点でのRFIDインフラの設計、導入の支援を行う。

・情報統合コンサルティングサービス
 
RFIDインフラによって生成された製品移動データを、データベースやPOSシステムといった流通に関連するシステムだけでなく、ERPといった企業の主要なシステムやプロセスにも統合し有効に活用するためのコンサルティングやインテグレーション支援を行う。

・情報共有コンサルティングサービス
 統合したRFID情報を取引相手と共有し、活用するためのインターネットをベースにしたアーキテクチャ構築の支援を行う。

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ベリサインの発表資料

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