MSが「Office 2007」出荷を再延期、「フィードバックを踏まえ」
2006/7/1
米マイクロソフトは6月29日、次期オフィス製品「the 2007 Microsoft Office system」(Office 2007)の出荷開始を延期すると発表した。マイクロソフトはこれまで、ボリュームライセンス契約の企業向け製品を10月、一般ユーザー向けを2007年1月に出荷開始するとしていたが、企業向けは2006年末まで、一般ユーザー向けは「2007年の早い時期」と、それぞれ遅らせた。日本語版もこのスケジュールでの提供となる。
マイクロソフトによると、5月24日に開始したベータ2の提供は、全世界で250万人以上のユーザーがダウンロード。これまでのOffice製品のベータダウンロードのうちで最大のダウンロード件数になった。
マイクロソフトはOffice 2007の提供延期の理由を「社内でのテスト結果と、製品パフォーマンスについてのフィードバックを踏まえ」としている。マイクロソフトはOffice 2007のスケジュールを2006年3月にも変更した。
(@IT 垣内郁栄)
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