日立ソフト、内部統制文書化の進捗状況を診断するサービス

2006/7/11

 日立ソフトは7月10日、内部統制整備に必要な文書化作業に関するベンチマーキングサービス「SoxBench」を提供開始したと発表した。

 これは、2009年3月期決算から適用が開始される金融商品取引法に向けて、内部統制整備の取り組みを開始した上場企業を対象に提供されるサービス。企業の文書化プロジェクト計画、そして実際の文書化作業における成果物の作成状況を、日立ソフトが米国SOX法への対応で実施してきた内部統制整備プロセスを基に作成した基準と比較し、各企業の現在の整備レベルの把握と、今後取り組むべき課題の明確化を行うという。

 同サービスでは、事前ヒアリングを行い、内部統制整備の進ちょく状況に応じて最適なベンチマーキング範囲を提案。その後、ベンチマーク作業として作業成果物の比較を行い、結果報告書を作成してベンチマーク結果を報告するとしている。

 同サービスの価格は200万円から。作業期間は1カ月からとなっている。

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日立ソフトの発表資料

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