日本HPが「Made in Tokyo」サーバ発表

2006/8/22

 日本ヒューレット・パッカードは8月21日、日本国内でパーツを組み立ててテストを行った「Made in Tokyo」のx86サーバ「HP ProLiant ML150 Generation 3」を発売した。同社は昭島事業所にCTO(注文仕様生産)のラインを完成させ、2006年6月から国内での組み立てをスタートさせている。

日本HPが発表した「HP ProLiant ML150 Generation 3」

 国内生産をアピールすることで、品質を重視する日本企業の要望に応える狙いがある。ML150 Generation 3は「デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5100番台」を最大2基搭載できるタワー型のエントリモデル。

 フルCTOで構成を柔軟に選択できる。メモリはFB-DIMMを512MBから最大8GBまで搭載可能。ハードディスクドライブ(HDD)のホットプラグ、ノンホットプラグを選ぶことができ、ホットプラグ対応ではシリアルアタッチドSCSI(SAS)/SATAハードディスクを採用する。HDDは最大6基搭載できる。

 価格はホットプラグモデルが17万9550円から、ノンホットプラグモデルが14万3850円から。日本HPのオンラインストア「HP Directplus」のほか、日本HPの代理店経由で販売する。出荷は8月24日から。

(@IT 垣内郁栄)

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日本ヒューレット・パッカードの発表資料

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