一度使ってみればVistaの良さが分かるはずです〜MS

2006/10/7

 マイクロソフトは10月6日、Windows Vistaや2007 Office systemを発売前に体験できるマーケティング戦略「Early Experience Center」を全国で展開すると発表した。マイクロソフト 執行役常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利ユージン氏によると、「日本のWindows Vistaや2007 Officeへの注目度は高く、9月15日に公開したVistaのRC1は約3週間で13万ダウンロードされており、2007 Officeのベータ版も100万コピーが配布されている。この数字は世界的に見てもかなり高い数字だ」だと説明した。

全国のMOTSで活動しているマイクロソフトオフィシャルトレーナー(MOT)の資格を持ったユニット「MOTおしえ隊」の7名
  Early Experience Centerはマイクロソフトのマーケティング戦略で、Windows Vistaと2007 Officeを発売前の段階でユーザーに体験してもらい、理解促進と普及を目指すのが狙いだ。その第1弾として、イベント「Windows Vista&Office無料体験キャンペーン」(以下、無料体験キャンペーン)を10月10日から2007年3月31日までの間、全国のマイクロソフトオフィシャルトレーニングスクール(MOTS)109校で開催する。

 無料体験キャンペーンは、Windows Vistaと2007 Officeの無料トレーニングを受けることができるイベントで、すべてのビジネスPCユーザーを対象に全国のMOTS109校で開催する。参加者は、Windows Vista日本語版RC1と2007 Office system日本語版ベータ2をインストールしたPCを用いて、それぞれの新機能などのトレーニングを受けることができる。

 佐分利氏は、「マイクロソフトがリリース前の製品を用いてこのようなキャンペーンを実施するのは初めてのことだ。これは『一度Vistaを使ってもらって、ぜひその良さを分かってほしい』という当社の願いがあるから。使ってもらうことで初めて、Windows Vistaの検索性の高さとセキュリティの堅牢性という2つのポイントが分かってもらえると思う」とコメントした。

マイクロソフト 執行役常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利ユージン氏 無料体験キャンペーンに参加すると、このようなOffice 2007の新機能の使い方のトレーニングを2時間受けることができる

(@IT 大津心)

[関連リンク]
Windows Vista&Office無料体験キャンペーンのWebサイト

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