PI
Processing Instructions / 処理命令
PIは、XML文書の中に、特定のソフトウェアへの命令を埋め込むために用意されたものである。XMLアプリケーションは、理解できないPIを読み飛ばす。 PIは、<?で始まり、?>で終わる。以下が一例である。
<?SpecialSoft function="enable"?> |
最近では、W3Cにおいて、ある種の標準的な機能をPIを用いて標準化する場合がある。たとえば、XML文書にスタイルシートを埋め込む構文を定めるAssociating
Style Sheets with XML documentsにおいては、PIを用いてそれを表現するようになっている。以下がその例である。
<?xml-stylesheet href="mystyle.css" type="text/css"?>
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XML宣言はPIとよく似た書式だが、PIではなく、XML宣言という独立した存在である。
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