XML文書
XML Document
XMLはメタ言語である。メタ言語は言語を作る言語であって、文書やデータを記述する言語ではない。XMLによって作られた言語を用いて作成された文書やデータを、XML文書と呼ぶ。数字の羅列のようなデータの塊で、とても文書には見えないようなものであっても、XML文書と呼ばれる。
XML文書には、要素、属性、処理命令、CDATAセクション、DTDなどが記述される。要素の内部には、開始タグ、終了タグ、空要素タグ、文字列などが含まれる。
要素や属性の正しい並び順は、言語によって異なるが、それらを記述したものがスキーマである。
XML文書は、通常、UTF-16やUTF-8などISO/IEC-10646(Unicode)の文字エンコーディングスキームで記述する。シフトJIS、EUC-JP、ISO-2022-JPなどは、使用するXMLアプリケーションプログラムがそれをサポートしている場合には使用できるが、問題が起きる場合がある。これに関しては、XML日本語プロファイルに詳細が述べられている。
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