「高可用性DBシステムを、スピーディに導入できて、しかもリーズナブル」──今、世界中の企業がOracle Database Applianceを選ぶ理由(2/3 ページ)

» 2014年06月16日 10時00分 公開
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メディスイッチは、ミッションクリティカルな医療機関向けデータハブをOracle Database ApplianceとOracle GoldenGateの組み合わせで実現

 Oracle Database Applianceが実現するTCO削減、高可用性、容易な導入展開といったメリットは、さまざまな業態、規模の企業から高く評価されているようだ。南アフリカでヘルスケア業界向けにトランザクションサービスを提供するメディスイッチ(MediSwitch)も、そうしたメリットからOracle Database Applianceを選択した一社である。

 同社は、保険会社と医療機関との間に立ち、受診者の医療情報に関するデータのトランザクションサービスを提供している。ミッションクリティカルなサービスだけに、やはりシステムには高い可用性が要求され、その基準も各顧客企業との間で厳格に定められている。

 その要件を満たすために、メディスイッチは2台のOracle Database Applianceを「Oracle GoldenGate」で接続し、アクティブ/アクティブの高可用構成を採用した。Oracle GoldenGateのリアルタイムレプリケーション機能により、万が一、どちらか一方のOracle Database Applianceが障害停止した場合でも、もう一方のOracle Database Applianceでサービスを停止せずに継続提供するためである。

米国メディスイッチが導入したOracle Database Applianceのシステム構成

ウォルグリーンのプロジェクト遅延を救ったOracle Database Appliance。圧倒的な導入展開スピードが評価され大量導入

 米国ウォルグリーン(Walgreens)の場合、タイムトゥマーケットの早さ、つまり導入展開スピードの早さを特に高く評価してOracle Database Applianceの導入を決めた。

 同社は、米国全州に約8000店舗を展開する大手ドラッグストアチェーンである。処方箋の取り扱いも行っており、そのための可用性の高いオンラインシステムを、あるベンダーのソリューションで構築するプロジェクトを進めていた。しかし、システムの導入や構築に予想外の時間がかかり、プロジェクトに大幅な遅れが生じていた。

 そこで同社は、プロジェクトのスケジュールを立て直すために、当初選んだソリューションを破棄して、4台のOracle Database Applianceの導入を決める。そのうち2台は、本番環境とディザスターリカバリ対応のスタンバイ機として、Oracle RACとOracle Data Guardによりアクティブ/スタンバイの構成をとる。また、残る2台は開発環境、テスト環境として導入した。

米国ウォルグリーンが導入したOracle Database Applianceのシステム構成

 「Oracle Database Applianceを採用したことで、ウォルグリーンはスケジュールの遅れを取り戻し、目的としていた高可用システムを実現することができました。その後、同社はOracle Database Applianceの導入展開スピードの早さやコストの安さ、スモールスタートが可能な点、管理性の高さなどを高く評価し、他拠点にも導入することを決定。現在は60台以上のOracle Database Applianceが稼働しています。また、オラクルのEngineered Systems の価値を実感した同社は、より大規模なデータベース基盤としてOracle Exadataの導入も進めています」(トーメ氏)

インタラクティブ・ワンは自社構築を止め、高可用性メディアサービスの基盤にチューニング要らずのOracle Database Applianceを採用

 Oracle Database Applianceをソーシャルメディアのシステム基盤として活用する企業もある。米国で多彩なソーシャルメディアを提供するインタラクティブ・ワン(Interactive One)は、そうしたメディア企業の1社だ。

 今日、ソーシャルメディアをはじめとするネット上のBtoCサービスでも、システムの高可用性の確保は重要な課題となっている。トラブルやメンテナンスによるダウンタイムの増加は、アクティブユーザーの減少、ひいてはビジネス損失に直結するからである。

 インタラクティブ・ワンは、老朽化したシステムの刷新に当たり、さまざまなベンダーのハードウェアとソフトウェアをベストオブブリードで組み合わせ、自前で新システムを構築することを計画していた。しかし、その試みは極めて難しく、思うようなパフォーマンスが得られなかったという。

 「ベストオブブリードでのシステム構築には、常にシステム構成が複雑になるというリスクが付きまといます。複雑なシステムを作り上げ、高いパフォーマンスを出すためのチューニングを行うには、非常に高いスキルを持ったエキスパートが必要になるのです」(トーメ氏)

 同社は、最終的に自前での構築をあきらめ、Oracle Database Applianceの導入を決定する。それまで2つのフルラックシステム(84U構成)で稼働していたデータベース群を、2台のOracle Database Appliance(8U構成)に集約したという。その結果、システムの構成がシンプルになったのはもちろん、従来の環境よりも良好なI/Oパフォーマンスが得られるようになった。

 また、サイトダウンタイム(計画/非計画含む)も、「年間30時間」から「年間20分」へと大幅に減少した。システムがコンパクトになったことにより、データセンターへの設置コストや電力コストなどのランニングコストも大幅に削減できたとのことだ。

 「インタラクティブ・ワンにとって最大の課題であったI/Oパフォーマンスの向上については、Oracle Database Applianceを導入したことにより、目標を達成しました。その実現に当たり、同社が非常に高く評価した点が、Oracle Database Applianceが“チューニング要らず”であることです。

 Oracle Database Applianceは、ハードウェアとソフトウェアを最適な形で融合するだけでなく、豊富な経験から得たベストプラクティスを組み込んで設定を行っています。そのため、ほとんどの企業で、箱から取り出して、そのまますぐに使えるアウトオブボックスのソリューションとしてご活用いただけるのです」(トーメ氏)

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年7月15日

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