データベース統合基盤として「Oracle Exadata」に魅力を感じながらも、「これまでと運用管理手法が変わり、管理効率が低下するのではないか」と不安を感じている方がいるかもしれない。その心配は無用だ。システム管理ツール「Oracle Enterprise Manager」を使うことで、従来よりもはるかに効率的にデータベースの運用管理が行えるようになる。[データベース統合][Oracle Exadata][Oracle Enterprise Manager]
データベース環境のバッチ処理やオンライントランザクション処理のパフォーマンス不足の問題を解消しつつ、社内/組織内に散在するデータベースの統合基盤としてOracle Exadataを導入する企業が増えている。その圧倒的な性能と高い可用性/拡張性は、すでに国内外の多くの企業において、従来の業務やビジネスを大きく変えるほどの導入効果をもたらしている。
もっとも、Oracle Exadataの性能に魅力を感じながらも、使い慣れた既存のデータベース環境を変えることについて、運用管理面で不安を感じる企業もあるかもしれない。特にデータベース統合基盤として利用する場合、運用管理性が低下した際の影響は広範囲に及んでしまう。
そのような運用管理担当者の不安を払拭するのが、オラクル製品に特化したシステム管理ツールである「Oracle Enterprise Manager」だ。事実、Oracle Exadataを導入した全ての企業はOracle Enterprise Managerを運用管理ツールとして活用し、Oracle Exadata上で稼働するOracle Databaseの効率的な運用管理を実現している。
それでは、他の運用管理ツールとOracle Enterprise Managerの決定的な違いは何か? 日本オラクルの平井克人氏(データベース事業統括 製品戦略統括本部 プロダクトマーケティング本部 Database & Exadata推進部シニアプロダクトラインマネジャー)は次のように説明する。
「Oracle Enterprise Managerは、Oracle ExadataやOracle Databaseといったオラクル製品の開発部門と密接に連携しながら開発が進められており、最新モデルや最新バージョンにいち早く対応している他、Oracle Exadataに関してはハードウェアからソフトウェアまでを一元的に管理する仕組みを備えています。また、他の運用管理ツールでは見えない詳細な稼働状況を可視化できるため、非常にきめ細かな運用管理が行えるのです。Oracle Exadataをデータベース統合基盤として利用する場合、安定稼働や運用効率化の面で、Oracle Enterprise Managerのこうした特徴は大きなメリットとなります」
加えて、Oracle Enterprise Managerは他社製の主要な運用管理ツールと連携するためのインターフェースも備えている。このインターフェースにより、システム環境全体の運用管理は他社製ツールによってこれまでと同様の手法で行い、Oracle Exadataをはじめとするオラクル製品だけをOracle Enterprise Managerできめ細かく監視/管理するといった使い分けが行える。「既存の運用管理手法はそのままに、オラクル製品に関してはOracle Enterprise Managerでさらに効率的に」ということも、Oracle Enterprise Managerの重要な提供コンセプトなのである。
では、Oracle ExadataとOracle Enterprise Managerを組み合わせることで、果たしてどのように効率化できるのだろうか。以下に、データベースの運用管理で効率性が特に重要となる「バックアップ/リストア」、「パッチ適用」、「テスト」のそれぞれに関して、両者の組み合わせが実現する機能を紹介しよう。
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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年7月15日
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