4月9日午前の基調講演では、CTOを務める創業者のラリー・エリソン氏が自ら、オラクルのクラウド戦略や今後の方針について、日本のユーザーに説明する。また、午後は12のトラックで夕刻まで数多くのセッションが実施される。
それらの中で、「オラクルデータベースインサイダー」読者が聴講すべきは、米オラクルでOracle Databaseの開発を統括するアンディ・メンデルソン氏によるゼネラルセッションだ。
「オラクルはデータベース分野で30年以上の歴史を持ちますが、皆さんの中には『データベースはレガシ』というイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。もちろん、レガシといわれるほど長い間、お客さまの大切なデータ資産をお守りしてきたことは私たちの誇りです。さらに、オラクルは、そのデータ資産を将来にわたっても守り、価値を高めていくために、クラウドをはじめとする最新テクノロジをデータベース製品やサービスに意欲的に取り込んでいます。メンデルソンのゼネラルセッションでは、クラウド時代にオラクルがどのようなテクノロジでお客さまのデータ活用をご支援していくのか、そのプランを説明します」(桑内氏)
4月9日(木) 13:00〜14:30(G1-01)
アンディ・メンデルソン(米オラクル)
また、米オラクルでOracle Database Cloud Servicesを担当するクリス・ライス氏を招き、同サービスについて詳しく解説するセッションも用意している。
「日本の皆さまにOracle Database Cloud Servicesの詳細をご説明するのは、ライスのセッションが初となります。Oracle Databaseユーザーの皆さまは、ぜひこのセッションもご聴講ください」(佐藤氏)
さらに、いち早くOracle Database Cloud Servicesの活用を開始した国内大手企業によるセッションも予定されているという。
4月9日 12:00〜12:45(S1-101)
クリス・ライス(米オラクル)
4月9日 17:00〜17:45(S1-611)
吉岡正博(マツダ)
「パブリッククラウドとプライベートクラウドの間を自由に行き来」することのできるオラクルのハイブリッドクラウド環境において、プライベートクラウドの安定稼働と効率的な運用を支えるのがOracle Exadataだ。これを活用し、プライベートクラウド構築やデータベース統合を果たした企業の事例も紹介される。その1社がドコモ・システムズである。
「ドコモ・システムズさまには、SaaS基盤としてのOracle Exadataの活用事例として、NTTドコモさまが進める『クラウドで実現する、モバイルを徹底活用したワークスタイル変革』という意欲的な取り組みについてご講演いただきます。また、大和ハウス工業さまにはOracle Exadataを活用したデータベースクラウドへの取り組みについてご講演いただくなど、プライベートクラウド構築やデータベース統合を推進されているお客さまの活用事例セッションを企画しておりますので、ご期待ください」(桑内氏)
さらに、先頃提供が開始された最新版Oracle Exadata X5に関する最新技術解説や海外における活用事例を紹介するセッションも用意される。
4月9日 15:00〜15:45(S1-408)
井尻周作(ドコモ・システムズ)
4月9日 14:00〜14:45(S1-309)
大和ハウス工業株式会社
4月9日 14:00〜14:45(S1-303)
アシシュ・レイ(米オラクル)
4月9日 17:00〜17:45(S1-609)
岩崎護(日本オラクル)
その他、Oracle Exadataの標準OS「Oracle Linux」の最新動向などについて、米オラクルから開発総責任者のウィム・コーカーツ氏が来日して解説する予定だ。
4月9日 17:00〜17:45(S1-603)
ウィム・コーカーツ(米オラクル)
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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年4月15日
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