リアルタイムデータ連携、ビッグデータ活用の領域でも普及が進むOracle GoldenGate“Oracleユーザーにとって当たり前”のデータ連携技術とは? 【後編】(2/4 ページ)

» 2016年07月11日 07時00分 公開
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全日本空輸は、旅客へのメール通知サービスの拡充に活用

 Oracle GoldenGateをリアルタイムデータ連携で活用している1社が全日本空輸だ。同社は国内線の搭乗客を対象にしたメール配信システムをOracle GoldenGateと「Oracle Exadata」によって拡充。例えば、「悪天候のために、予定にはなかった空港に降りなければならない」といったイレギュラーな対応が必要な場合に、この情報を必要とする利用者へ電子メールで連絡するメール通知サービスを強化したという。

 このサービス拡充に当たり、同社は現行の旅客システムへの影響を最小化する目的から、メール配信に必要なシステムを新たに構築し、大量の情報をOracle GoldenGateを用いてリアルタイムかつ低負荷で連携するというアプローチを採った。平常時のトランザクションに加えて、繁忙期やチケット発売などの混雑時でも、Oracle ExadataとOracle GoldenGateにより基幹システムに影響を及ぼすことなくサービスを提供することが可能になったという。

 「私自身もこのメール配信を受け取った経験がありますが、迅速な情報配信のおかげで、空港内における過ごし方を柔軟に変えることができました」(谷川氏)

ANAのGoldenGate導入事例

 全日本空輸のケースは、軽量なリアルタイム連携を可能にするOracle GoldenGateならではの活用例だと言えよう。

Voice of Partner:株式会社コーソル

photo Oracleサービスグループ 課長代理の藤原良氏

 Oracle GoldenGateはデータベースアップグレード時のデータ移行で使うというイメージをお持ちのお客さまが多いようですが、事業継続計画(BCP)/災害復旧(DR)、複数データベース環境におけるデータベースレプリケーションでも有効に活用できる優れた製品です。アイデアと技術力次第で、「待機系データベースを有効に活用したい」「必要なデータだけを同期したい」といったさまざまなニーズに対応することができます。

 当社は経験豊富なエンジニアを多数擁し(ORACLE MASTER Platinum保持者が45人)、豊富な実績に裏付けられたノウハウを有しています。Oracle DatabaseおよびOracle GoldenGateの特徴を生かしながらお客さまのご要望を実現いたしますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。



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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年8月10日

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