工場ニュース:
半導体精密洗浄事業でパーツ洗浄の需要拡大に対応、工場の新設や増強を決定
三菱ケミカルグループの新菱は、半導体精密洗浄事業で福島工場を新設し、岩手工場を増強する。近年、半導体市場の拡大によりパーツ洗浄の需要も拡大しているため、今回の能力拡大を決定した。(2024/11/25)
創業77年の町工場が「新規事業で大当たり」 しかし問合せの嵐……人手不足の中、どう解決した?
さまざまな製品を手がける創業77年の町工場「石川樹脂工業」。下請け業者であったが、2020年には食器の独自ブランド「ARAS」(エイラス)を立ち上げ大成功した。しかしその裏では人手不足という課題を抱えていた。どのように解決してきたのか?(2024/11/25)
メイドインジャパンの現場力:
3Mが山形事業所がキッチンスポンジと内外装用装飾フィルムの製造工程を披露
スリーエム ジャパンは、同社の製造/研究開発拠点であるスリーエム ジャパン プロダクツの山形事業所(山形県東根市)で製品説明会および工場見学会を開催した。(2024/11/25)
ビジネスリスクを見据えたOTセキュリティ対策とガイドライン活用のススメ(2):
スマート工場におけるガイドライン別冊の活用ポイントと注意点
本稿では、近年増加するスマート化を進める工場が留意するポイントを、スマート工場向けのガイドラインをもとに解説します。(2024/11/25)
AIで「ブルボン本社工場」生成したら…… いろんな意味で“ブルボン過ぎ”な結果に308万表示 「やっぱり本社は格が違う」
みなさまお急ぎ遊ばして!(2024/11/24)
製造ITニュース:
TIS、製造工程におけるサイバーセキュリティ強化支援サービスの提供を開始
TISは、工場などの製造工程におけるサイバーセキュリティ対策の強化をサポートする「OTセキュリティコンサルティングサービス」の提供を開始した。現状把握から対策立案、実施までをワンストップで支援する。(2024/11/22)
日立GLS栃木事業所レポート(前編):
冷蔵庫を作り続けて80年、日立GLS栃木事業所の現在地
日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS)が栃木事業所内にある冷蔵庫生産ラインと、同社傘下で家電リサイクル事業を担う関東エコリサイクルのリサイクル工場を報道陣に公開。前編では栃木事業所における冷蔵庫やエコキュートの生産の全体像を紹介する。(2024/11/22)
素材/化学メルマガ 編集後記:
TSMC熊本工場周辺の賃貸住宅市場に変化 空室数は激減もいまは回復
今回はTSMC熊本工場周辺における賃貸住宅市場の変化について考えてみました。(2024/11/22)
福岡で2026年稼働:
パワー半導体モジュール新工場を建設へ 三菱電機
三菱電機は、パワー半導体モジュールの組み立てと検査を行う新工場棟を、パワーデバイス製作所福岡地区に建設する。投資額は約100億円で2026年10月の稼働を予定している。(2024/11/20)
旧日立造船、水素製造の主要機構量産工場を新設へ 山梨・都留
日立造船から社名を変更したカナデビアは19日、水を電気分解して水素を製造する装置の主要機構の量産工場を山梨県都留市に新設すると発表した。(2024/11/20)
脱炭素:
グループ内で再エネ由来水素を運搬/融通、大成建設がBCP対策で実証
大成建設は、グループ工場で製造した再エネ由来のグリーン水素を大成建設技術センターに搬送し、燃料電池用いて施設全体へ電力を供給する実証を行った。(2024/11/19)
ノジマ傘下入りが決まった「VAIO」の物作りはどうなる? 安曇野の本社工場を見学して分かったこと
2025年1月からノジマグループに参画することが決まったVAIO。ノジマの傘下に入ることで、VAIOの“物作り”はどうなるのだろうか。ノジマグループ入りが発表された直後のVAIO本社を訪れ、工場を見学した感想を交えて考察する。(2024/11/19)
政府が後押し:
インドは新しい半導体ハブとなるか 初の300mmファブ建設へ
インドのTata Electronicsと台湾のPSMCは2024年9月、インドでの半導体工場建設を発表した。国内初となる300mmウエハー工場の建設を目指している。これは、世界の半導体業界の主要プレイヤーになるというインドの計画が実現しつつあることを示している。(2024/11/19)
工場ニュース:
旭化成 北米でリチウムイオン電池用湿式セパレータの工場建設を開始
旭化成バッテリーセパレータは、2024年11月14日(現地時間)にカナダオンタリオ州ポートコルボーン市で、リチウムイオン電池(LIB)用湿式セパレータ「ハイポア」の製膜/塗工一貫工場の起工式を開いた。(2024/11/19)
低温排熱を高密度で蓄える:
工場やクルマからの排熱を回収して再利用 新たな蓄熱材
三菱電機と東京科学大学は、水を主成分とする感温性高分子ゲルを利用した「蓄熱材」を開発した。この蓄熱材を活用すれば、工場や自動車、住環境などから放出される30〜60℃の低温排熱を有効に回収し、再利用できる。(2024/11/25)
品質不正問題:
ツバキ・ナカシマがボールねじで品質検査不正、ミネベアミツミの買収調査の過程で
ツバキ・ナカシマは、郡山工場で製造するボールねじに関して、品質検査項目の一部で、測定された数値の改ざんが行われていたと発表した。ツバキ・ナカシマでは、ミネベアミツミにボールねじおよびボールウェイの製造販売事業を売却することを発表していたが、今回の件を受けてミネベアミツミでは「慎重に精査して実行の可否や条件、実施日を決める」としている。(2024/11/13)
福島に新工場、岩手は能力増強:
新菱、半導体製造装置などのパーツ洗浄能力を拡大
三菱ケミカルグループの新菱は、半導体精密洗浄事業を強化する。福島工場(福島県郡山市)を新設し、岩手工場(岩手県一関市)では既存工場を増強し、半導体製造装置などに用いられるパーツの洗浄能力を拡大する。いずれも2026年10月の稼働を目指す。(2024/11/13)
工場ニュース:
タイに塩素化塩ビ樹脂コンパウンドの第2工場を新設、生産能力を1.6倍強に増強
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは、タイの連結子会社であるSEKISUI SPECIALTY CHEMICALS THAILANDのヘマラートイースタン工業団地内(タイ東南部マプタプット)にある工場敷地内に第2工場を新設する。(2024/11/13)
メイドインジャパンの現場力:
心を整える掃除機を生むパナソニック八日市工場は技術力で再生材活用
パナソニックの国内向け掃除機のほぼ全量を生産する八日市工場。本稿では、再生材の活用などにも力を入れる、八日市工場でのモノづくりに焦点を当てて紹介する。(2024/11/5)
Cybozu Days 2024での講演:
収集作業が2時間→5分に ロート製薬が挑んだ、紙と手作業だらけの「工場改革」
ロート製薬は、紙と手作業が多かった工場内の業務をどのようにデジタル化していったのか? 「Cybozu Days 2024」講演での登壇内容を紹介する。(2024/11/12)
脱炭素:
CO2排出量を110%削減するプレキャストコンクリート製造技術を開発、鴻池組とケイコン
鴻池組とケイコンは、環境配慮型コンクリート「Kcrete」を用いたプレキャストコンクリート製品の製造技術を共同開発した。ケイコンの京都工場で製造したところ、強度発現性や生産性が従来品と同レベルなことを確認している。(2024/11/11)
東京蒲田に「トランプタワー」がある 、米大統領との関係は?
直近3回の米大統領選のたびに注目される賃貸マンションが町工場の集まる東京・蒲田にある。その名も「トランプタワー」。蒲田の隠れた名所で、インバウンド(訪日客)の撮影スポットとして人気になっている。(2024/11/9)
顔認証:
顔認証で外部事業者の入退場を管理、QRコードを活用
TOPPANエッジとデンソーウェーブは、オフィスや工場で外部事業者の入退場時の認証/管理ができる「外部事業者入退システム」を構築し、両社で販売を開始した。2026年度までに計50施設への提供を目指す。(2024/11/7)
リサイクルニュース:
色柄付き発泡食品トレーの水平リサイクルを実現する設備が完成
DICは、四日市工場(三重県四日市市)で色柄付き発泡食品トレーの原料であるポリスチレン(PS)の溶解分離リサイクル設備が2024年11月5日に完成したと発表した。(2024/11/7)
バンダイのガンプラ新工場が25年1月竣工へ 本格稼働後は約35%の増産に
BANDAI SPIRITSは6日、静岡県にあるブラモデル生産拠点「バンダイホビーセンター」に建設中の新工場が、2025年1月に竣工すると発表した。同年夏ごろに稼働する見通し。(2024/11/6)
労災防止に「生成AI活用」 日立の「現場作業者のリスクを減らす」仕組みとは?
日立製作所は、工場や建設現場など職場での労働災害を未然に防ぐための安全管理業務に生成AIを活用し、リスクアセスメント(危機評価)を高度化するソリューションを開発した。(2024/11/5)
トヨタ自動車が地元の祭りへ協賛 → “まさかのデザイン”のバナーに「町工場みたい」と190万回表示 「逆にすてき」「良い味出してる」
トヨタ以外もなかなか。(2024/11/4)
工場ニュース:
住友化学が年産2万トンのLDPE製造設備を2024年度内に停止
住友化学は、千葉工場(千葉県市原市)における低密度ポリエチレン(LDPE)製造設備の一部(年産2万トン)を2024年度内に停止する。(2024/10/30)
ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか?:
Excelバケツリレーで資料作成──20年前と変わらぬ業務フロー、どう改善していくべきか?
役員が確認するための報告資料を、各部門や工場間で「Excelのバケツリレー」をして作成する──時間も手間もかかるこうした方法を、10年前、20年前と変わらずに続けている日本企業は、まだまだある。ホワイトカラーの仕事を、どう効率化していくべきだろうか?(2024/10/30)
ITmedia Virtual EXPO 2024 夏:
AGV活用で二輪車組み立て工程を革新、ヤマハ発動機が進める生産DXとは
アイティメディアは製造業向けの国内最大級のオンラインイベント「ITmedia Virtual EXPO 2024 夏」を開催。本稿では「AGVバイパス方式での二輪車組立工場革新〜ヤマハ発動機の生産DX〜」をテーマとしたヤマハ発動機 生産本部 製造技術統括部 組立技術部 部長の岡田祐介氏の基調講演の模様を紹介する。(2024/10/30)
工場ニュース:
TIが会津工場でGaNパワー半導体を生産、米国拠点と合わせて生産能力は4倍に
TIは、会津工場でGaNパワー半導体の生産を開始したと発表した。これまでTIはGaNパワー半導体をダラス工場で生産してきたが、新たに会津工場が加わることで生産能力は従来比で4倍に増強される。(2024/10/29)
工場スマート化の今:
工場スマート化における日欧の製造現場の違いとは何か
工場のスマート化において日本と欧州でどんな違いがみられるのか、日本国内で産業領域を担当するSchneider Electric(シュナイダーエレクトリック)インダストリー事業部 バイスプレジデントの角田裕也氏に話を聞いた。(2024/10/29)
電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記:
半導体工場に向く? 液晶工場の転用は理にかなった選択肢
液晶パネル工場は「新たな役割」を担いそうです。(2024/10/28)
300mmウエハープロセスも開発:
TIが会津工場でGaNパワー半導体を生産開始、製造能力4倍に
Texas Instrumentsが日本の会津工場(福島県会津若松市)でGaNパワー半導体の生産を開始した。米国テキサス州ダラスの既存GaNパワー半導体工場と合わせると、自社製造能力は4倍になるという。(2024/10/25)
工場ニュース:
ベトナム工場で鋳物の加工能力を2倍に、工作機械のリードタイムを短縮
シチズンマシナリーは工作機械の鋳物の生産するベトナム工場に加工棟を増設することを発表した。(2024/10/25)
工場ニュース:
インドに自動車部品生産拠点を新設、成長する自動車市場の取り込みを図る
ジェイテクトのインドの自動車部品製造拠点JTEKT INDIAは、新工場の建設を決定した。インド国内8カ所目となる生産拠点を新設し、同国で成長する自動車市場の取り込みを図る。(2024/10/25)
大原雄介のエレ・組み込みプレイバック:
Intelの苦境が人ごとではないSamsung ファウンドリー事業は崖っぷち
Intelの苦境がさまざまなメディアで報じられているが、それを「対岸の火事」では済ませられないのがSamsung Electronicだ。Samsungのファウンドリー事業も、最先端プロセスの歩留まりや米韓での工場関連で問題が山積している。Intel同様、深刻な状況に陥っている。(2024/10/24)
福島・大熊町に半導体工場建設へ:
大熊ダイヤモンドデバイス、約40億円を新たに調達
大熊ダイヤモンドデバイスは、福島・大熊町でのダイヤモンド半導体工場建設に向け、PreAラウンドで約40億円を調達した。創業後2年半での調達額は、助成金も合わせ累計約67億円となった。(2024/10/24)
大原雄介のエレ・組み込みプレイバック:
Intelの苦境が人ごとではないSamsung ファウンドリー事業は崖っぷち
Intelの苦境がさまざまなメディアで報じられているが、それを「対岸の火事」では済ませられないのがSamsung Electronicsだ。Samsungのファウンドリー事業も、最先端プロセスの歩留まりや米韓での工場関連で問題が山積している。Intel同様、深刻な状況に陥っている。【訂正あり】(2024/10/24)
「生産能力50倍」目指す計画だが:
JDIの「eLAEP」中国工場建設、最終契約に至らず
ジャパンディスプレイは、中国の蕪湖経済技術開発区と戦略提携覚書(MOU)を結んでいた、次世代OLED「eLEAP」の大規模量産工場建設などのプロジェクトが最終契約締結に至らず、MOUも延長しないと発表した。(2024/10/23)
キャリアニュース:
半導体工場の建設が進む地域で半導体関連求人が5〜6倍に――家賃相場も上昇
リクルートが「半導体業界の盛り上がりと周辺産業に与える影響」についての調査結果を発表した。2023年度の半導体関連求人は、2017年度比で「九州、沖縄」が6.06倍、「北海道、東北」は5.90倍に増えていた。(2024/10/23)
製造マネジメントニュース:
UBEが工場運転管理システム構築へ 全体で4万時間超の効率化目指す
UBEは、製造現場の労働生産性を向上させる工場運転管理システムを構築する。作業指示や運転記録などをシステム上で共有することで業務管理を強化する他、ペーパーレス化も進める。(2024/10/22)
仙石惠一の物流改革論:
「物流業務の出来栄え」数値で評価できますか? 正しくKPIを立てる方法
物流会社の多くで業務の出来栄えを評価する「管理指標」が存在していない。工場収益につなげるためには、本気で工場物流のムダを発見してつぶし、物流の出来栄えをきっちりと認識し評価できるようにすることが必要だ。(2024/10/22)
CEATEC 2024:
将来は工場や病院にも ネクスティがMatterのデモを展示
ネクスティ エレクトロニクスは「CEATEC 2024」で、スマートホーム規格「Matter」を体験できるデモを展示した。(2024/10/21)
JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024:
スズキが燃料電池を独自開発、湖西工場の脱炭素向け荷役運搬車に搭載
スズキは、「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」において、自社開発の燃料電池を搭載する水素燃料電池(FC)荷役運搬車を披露した。(2024/10/21)
スマホ/AI需要で好調:
TSMC、24年Q3は売上高が過去最高 熊本第2工場は25年Q1から建設へ
TSMCは、2024年第3四半期の業績を発表した。売上高は7596億9000万ニュー台湾ドル(約3兆5500億円/235億米ドル)で、前年同期比39.0%増、前四半期比12.8%増。純利益は3252億6000万ニュー台湾ドル(約1兆5200億円/101億米ドル)で、前年同期比54.2%増、前四半期比31.2%増だった。(2024/10/21)
2026年4月末に:
サンケン電気が志賀工場を閉鎖へ、能登半島地震で被災
サンケン電気は、令和6年能登半島地震で被災した石川サンケンの志賀工場(石川県志賀町)を2026年4月末に閉鎖する。2024年1月の被災後、復旧活動を進めて全面的な生産を再開していたが、震災影響評価の結果、恒久的使用は困難との結論に至ったという。同社は今後、グループ後工程における生産再編の実施を行う予定だ。(2024/10/18)
脱炭素:
コニカミノルタが一部製品を除く全生産拠点で再エネ100%を達成
コニカミノルタは、同社グループの複合機およびデジタル印刷システムのトナーを除く、国内外の全生産拠点で再生可能エネルギー100%を達成したと発表した。(2024/10/18)
現場改善を定量化する分析手法とは(10):
少量多品種生産に効く工程性改善の基準となる「工程時間(PT)」とは何か
工場の現場改善を定量化する科学的アプローチを可能にする手法を学習する本連載。第10回は、少量多品種生産が進む中でより注目を集めるようになっている「工程性」の改善の基準となる「工程時間(PT)」について説明します。(2024/10/17)
ITとOTを一元管理したい
クラウドとエッジの分断を避ける どうすれば統合運用管理が可能なのか
工場などのエッジ領域で使われる制御技術のIT化が進んでいる。クラウドのITシステムと連携させた高度なデータ処理を実現する事例も増えた。今、必要とされているのはクラウドのIT環境とオンプレミスのOT環境を一元管理できるインフラだ。(2024/10/18)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。