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MySQLの常識を知りセットアップしてJSPからDB操作Webアプリの常識をJSPとStrutsで身につける(8)(4/4 ページ)

本連載は、JSP/サーブレット+StrutsのWebアプリケーション開発を通じて、Java言語以外(PHPやASP.NET、Ruby on Railsなど)の開発にも通用するWebアプリケーション全般の広い知識・常識を身に付けるための連載です

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Beanファイルはどうなっているか

 次に、「login」フォルダに「form」フォルダを作成して、「LoginForm.java」を作成します。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 いままでの連載でたびたび登場してきた「Bean」とは何かについてですが、このLoginForm.javaがBeanに当たります。しかし、今回は説明を割愛させていただき次回解説します。

「struts-config.xml」の編集

 最後に、「C:\PKG\Hello\WEB-INF」配下の「struts-config.xml」を以下のように編集します。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

おわびと訂正のお知らせ

上記struts-config.xmlに加え、web.xmlにも追記が必要なため以下の記述を追加しました。

内容について正確を期せずに混乱を招いた点、読者の皆様におわび申し上げます(2011年8月2日)。


 また、「C:\PKG\Hello\WEB-INF」配下の「web.xml」にも以下のように追記が必要です。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 これで、すべての設定作業は完了です。

DBに登録した情報を表示してみよう

 では、動作を確認しましょう。連載第2回と同様に、Eclipseを起動します。次に、[プロジェクト・エクスプローラー]の「Hello」を選択して右クリックをして、[リフレッシュ]を選択します。Eclipseで[プロジェクト]の[クリーン]を選択して、Helloプロジェクトのコンパイルが完了したら、Eclipse上から「Tomcat起動」アイコン(猫マーク)を押して、Tomcatを起動してください。

 正常に起動したことを確認したら、Webブラウザで「http://localhost:8080/hello/pages/Login01.jsp」にアクセスしてください。すると、図6のような画面が表示されます。

図6 サンプルのログイン画面
図6 サンプルのログイン画面

 先ほど登録したデータを取得するため、IDとパスワードを入力してログインボタンを押してください。

図7 DB参照結果を出力
図7 DB参照結果を出力

 すると、DBに登録した情報(name)を取得して画面に表示しているのが、分かると思います。

次回は、BeanとO/Rマッピングについて

 今回のプログラムでは、データベースへ接続するための情報を「server.xml」のコンテキスト(Context)に定義しているため、流用でほかのプログラムを作成することも可能です。ぜひ試してみてください。

 次回は、DB操作において重要なO/Rマッピングについて解説します。また、今回説明できなかったBeanについても次回解説します。

 今回作成したサンプルはこちらからダウンロードできます。

プロフィール

眞野 寿彦(まの としひこ)
株式会社メセナ・ネットコム所属

SEとして充実した日々を送っている。現在はStrutsを使ったWebアプリケーション開発を担当中。「信頼されるプロジェクトマネジャー」を目指し、自分に必要なことを常に考え、行動し、「真の技術者」として日々成長している。

趣味はボウリング、ビリヤード、ダーツ
尊敬する人はティム・バーナーズ=リー



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