ピンプラグ／ピンジャック：ケーブル＆コネクタ図鑑

「ピンプラグ／ピンジャック」は、映像機器同士をつないでアナログの映像信号を送出するためのコネクタだ。「ピン端子」「RCA端子」「コンポジット端子」とも呼ばれる。

[島田広道，デジタルアドバンテージ]

連載目次

ケーブルに付いているピンプラグ
コネクタ形状は音声信号用のピンプラグとまったく同じ。コネクタの色で区別する（映像用は黄色で、音声用は赤と白）。

機器に搭載されているピンジャック
音声信号用のピンジャックと形状は同じ。ピンプラグと同じく色で区別する（映像用は黄色で、音声用は赤と白）。

　ピンプラグ／ピンジャックは、映像機器同士をつないでアナログの映像信号を伝送するためのコネクタである。「ピン端子」「RCA端子」「コンポジット端子」と呼ばれることもある。

　古くから、テレビやビデオデッキ、セットトップボックスなど多種多様な映像機器に搭載されている。画質や機能ではHDMIなどの新しい規格に大きく劣る。

　しかし古い機器と接続できるように、このコネクタを搭載する製品はまだよく見かける。

ピンプラグと、その他のディスプレイ用コネクタとの比較
左からF型コネクタ、ピンプラグ（青い矢印）、S端子、コンポーネント端子、D端子。コネクタのサイズは、F型コネクタより一回り小さい。

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