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iOSアプリ開発初心者に捧ぐ開発環境Xcodeの概要とインストールiOS SDKで始めるObjective-C入門(2)(4/4 ページ)

Windowsを使っていたけど、iOSアプリを作るためにMacを使い始めた初心者を対象に、開発ツールXcode/iOS SDKを使ってiPhone/iPadアプリを作る方法を、プログラミング言語「Objective-C」の書き方/文法を交えて解説。今回は、iOSアプリを開発するうえで必要なプログラミング言語Objective-Cや統合開発環境「Xcode」の概要、環境構築の仕方などを紹介

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iOSアプリ開発の第1歩「Hello World!」を表示してみよう

 いよいよiOSアプリ開発の第1歩を踏み出すときがきました。真っ白な画面にお決まりの「Hello World!」を表示してみましょう。Xcodeの画面に戻り、画面左側にある「ViewController.m」をクリックしましょう。


図20 ViewController.mを開く

 すると、以下のような画面が表示されます。


図21 ViewController.mの中身が表示される

 これからは、ここにObjective-Cのプログラムを記述していくわけです。細かいことは後から説明するので、今は何も考えずに以下のようにソースコードを変更しましょう。

#import "ViewController.h"
 
@interface ViewController ()
 
@end
 
@implementation ViewController
 
- (void)viewDidLoad
{
    [super viewDidLoad];
 
    // ここから
    UILabel *label = [[UILabel alloc] init];
    label.text = @"Hello World!";
    [label sizeToFit];
    label.center = self.view.center;
    [self.view addSubview:label];
    // ここまでを追加
}
 
- (void)didReceiveMemoryWarning
{
    [super didReceiveMemoryWarning];
    // Dispose of any resources that can be recreated.
}
 
@end


図22 ViewController.mを変更

 ソースコードを変更したら、[Run]ボタンをクリックします。先ほど実行していたアプリを停止するかどうか聞かれるので、[Stop]ボタンをクリックします。


図23 再度iOSアプリを実行

 すると、真っ白だった画面に「Hello World!」が表示されます。


図24 Hello World!が表示される

次回は、Xcodeの画面構成や作ったアプリの詳細

 このように、Xcodeを使えば、iOSアプリのプログラミングから動作の確認まで簡単に行えます。次回は、Xcodeの画面構成を紹介していきます。

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