MSの開発環境「TouchDevelop」、iPadやAndroid端末上での開発にも対応:対応プラットフォームを拡大
米Microsoftは、ブラウザで実行できるモバイルプログラミング環境「TouchDevelop」のWebアプリプレビュー版でプラットフォームのサポートを拡大した。
米Microsoftは、ブラウザで実行できるモバイルプログラミング環境「TouchDevelop」のWebアプリプレビュー版でプラットフォームのサポートを拡大し、PCとMac、Windows Phoneに加えてiPad、iPhone、Androidでもアプリ開発ができるようになったと発表した。
Microsoftのブログによると、TouchDevelopのWebアプリプレビュー版は、11月27日現在で、PC(Internet Explorer 10、ChromeまたはFirefoxの最新版を搭載)、Microsoft Surface(Windows RT搭載)、iPad 2以降(iPad miniを含む)、iPhone 4以降、Android搭載のスマートフォンとタブレット(Chrome搭載)、Mac(Safari、Chrome、Firefoxの最新版を搭載)の各プラットフォームに対応する。
TouchDevelopは、スマートフォンからタブレット、PCまでさまざまな端末上でモバイルアプリとWebアプリを開発して実行できる開発環境。Webアプリプレビュー版は10月に公開された。「予測的オンスクリーンコードキーボード」「タッチ最適化プログラミング言語」などの機能を特徴とし、キーボードを使わずにタッチ操作によってプログラミングができる。デバイスが対応していればキーボードとマウスの利用も可能。
開発したゲームやツールは画面のタップ、またはマウスのクリックによって簡単に共有できる。これまでに4万人が登録し、1万2000以上のスクリプトが共有されているという。
開発したアプリをTouchDevelop上で実行するだけでは飽き足らない場合、アプリをエクスポートしてWindows StoreやWindows Phone Storeに公開し、収益を上げることもできるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.