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100万件以上の口座情報をSQL Server 2008で――セブン銀行
セブン銀行の100万件の口座情報はSQL Server 2008で処理。旧システムと比較して80%のデータ圧縮を実現、バッチ処理を高速化して、今後の顧客拡大、取引増に備える。
セブン銀行が勘定系基幹業務システムでSQL Server 2008を採用した。2013年3月5日に日本マイクロソフトが発表した。
セブン銀行では顧客数や取引の増加に伴い、2006年からSQL Server 2000をベースとしたシステムを稼働させていた。この既存システムの処理能力が限界に近づいたことから、2011年8月からシステム更改プロジェクトを開始したという。
実際のシステム移行は2012年11月16〜19日に行われた。移行期間中、5時間のシステム停止があったが、「システムとしては常にオンラインの状態を保ち、実質的に無停止のまま移行を完了した」(発表資料)という。
Windows Server 2008では、データ圧縮やパーティションテーブルへのクエリでのマルチスレッド処理など、大規模データ分析向けの機能が追加されている(関連記事)。新システムでは、オンライン処理・バッチ処理などに掛かる時間が従来の半分以下に短縮、データベース圧縮機能を利用して、バッチ処理系のデータ容量を80%削減したとしている。
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