Twitter Cardsに新機能の「ディープリンク」、ツイートとアプリを連動:ツイートからモバイルアプリにユーザーを直接誘導
米Twitterはサンフランシスコの本社で開いた開発者向けイベントで、「Twitter Cards」の新機能、「ディープリンク」を発表した。
米Twitterは4月2日にサンフランシスコの本社で開いた開発者向けイベントで、「Twitter Cards」の新機能として、ツイートから自分のモバイルアプリに直接ユーザーを誘導できる「ディープリンク」を発表した。新たに3種類のTwitter Cardsも加わった。
Twitter Cardsは写真や動画、楽曲などの情報を直接ツイート内に拡張表示できる機能で、これまでに「サマリー」「フォト」「プレイヤー/ビデオ」の3種類が提供されている。
新機能のディープリンクは、ユーザーがツイートのリンクをタップすると、アプリをインストール済みの場合はアプリ内のコンテンツが参照でき、インストールされていない場合はダウンロード画面が表示される仕組み。この機能は、新しいマークアップタグの追加によって実装できる。
ディープリンクはiPhone、iPad、Android(Google Play)に対応し、各国で提供を開始。全種類のTwitter Cardsで利用できる。
一方、新しいカードとしては「アプリ」「プロダクト」「ギャラリー」の3種類が発表された。アプリカードでは開発者のIDを登録すると、App StoreまたはGoogle Playに記載されているアプリの名称、アイコン、説明、レーティング、価格といった情報を表示する。
プロダクトカードは商品の画像や商品説明に加えて、カスタマイズ可能な領域を使って価格やレーティングなどの情報を表示できる。ギャラリーカードはフォトギャラリーのプレビューを通して写真アルバムなどを提示する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 結局、Twitter API 1.1で何が変わる? 5つのポイント
変更による影響範囲や、一部APIの廃止、レートリミット方式の変更、アプリケーション当たりのユーザー数、ツイート表示方式の厳格化などを5つのポイントにまとめて解説 - Twitterと連携するFacebookアプリをPHPで作る
- iOS 4のSDKで、Twitterを使ったiPhoneアプリを作る
- Twitterの旧API、5月7日に正式終了へ