JavaScriptベースでアプリを作りWindowsストアに申請:Web開発者が手っ取り早くストアデビューする方法(後編)(3/4 ページ)
Windowsストア初心者のために(主に、HTMLやJavaScriptを扱うWeb開発者向けに)、簡単なアプリを開発してWindowsストアに手っ取り早くデビューする手順を解説します。後編では、Visual Studioを使ってHTML/JavaScriptでアプリを開発する手順を簡単なサンプルを交えて解説し、Windowsストアに申請します。
マニフェストファイルの設定
アプリが動作したら、マニフェストファイルに必要な情報を登録しましょう。
マニフェストとは、Windowsストアアプリに関するタイルの動作、リソースへのアクセス、および発行元の情報などを定義するものです。端的にいえば、皆さんが作成したアプリの公開情報を記述するものです。
まずは、マニフェストファイルを開きます。
[アプリケーション]タブでは、アプリのビジュアルの動作、タイルの外観、ユーザーへの通知の表示の可否、スプラッシュスクリーンの外観を定義します。
[ビジュアル資産]タブでは、アプリのタイルの外観およびロゴ、スプラッシュスクリーンのイメージを指定します。
各画像の仕様は以下の通りです。
[宣言]タブでは、サポートする他のアプリとの対話的操作を宣言します。
[コンテンツURI]タブでは、地理位置情報やクリップボードアクセスなどのWeb標準にアクセスできるURIを設定します(※JavaScriptを使用して作成されたWindowsストアアプリである場合にのみ表示されます)。
[パッケージ化]タブでは、名前、バージョン、および発行元の情報を含む、パッケージの一意のIDを指定します。
[機能]タブでは、画像ライブラリやWebカメラのような接続デバイスなど、Webアプリがプログラムでアクセスできるリソースを指定します。
上記マニフェストファイルの内容はマイクロソフトの公式ページで詳しく紹介されています。
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