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Pivotal、独立組織のCloud Foundry財団設立を発表オープンなPaaS環境は現実になるか

PivotalがCloud FoundryによるPaaS基盤構築の普及に向けて、財団を設立する。オープンなクラウド環境構築を支援し、非ベンダーロックイン連合で攻勢をかける。

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 PaaS環境やビッグデータ分析向けの製品を手掛ける米Pivotalは2月24日、オープンソースのPaaS基盤「Cloud Foundry」の公式オープンガバナンスモデルを2014年夏までに確立すると発表した。業界大手が参加して非営利の独立財団を設立し、Cloud Foundryの発展と採用拡大を支援する(Cloud Foundryについては関連記事を参照)。

 Cloud Foundry財団には、Pivotalに出資しているEMCとVMwareに加え、ヒューレット・パッカード(HP)、IBM、Rackspace、SAPの各社がプラチナスポンサーとして参加する。また、ActiveStateとCenturyLinkはゴールドスポンサーとなる意向だという。


 新組織のガバナンス確立には創設スポンサー各社が参加してリソースを提供し、コミュニティーによる健全で活発なコラボレーションとイノベーションの促進を図る。

 Cloud Foundryはガバナンスモデルへの移行に当たっても、引き続きApache 2.0ライセンスの元で公開する。

 Pivotalのポール・マリッツCEOは、「ソフトウェアがビジネスのあらゆる局面を破壊し続ける中で、企業はアプリケーションを開発して導入し、それをさまざまなクラウドベースのプラットフォームにシームレスに導入できる自由を望んでいる。Cloud Foundry財団ではオープンPaaS運動の成長を願う業界大手が力を合わせ、オープンクラウドアーキテクチャの発展に向けて尽力する」とコメントしている。

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