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Webデザイン初心者でもできる、Bootstrapの使い方超入門(4/4 ページ)

話題のレスポンシブWebデザインも簡単にできる、CSSフレームワーク「Bootstrap」の概要と基本的な使い方をサンプルとコードを交えて紹介します。

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レスポンシブに画像ファイルを自動で縮小/拡大させる

 自動で縮小/拡大させたい画像のimg要素のclassに「img-responsive」を指定すると、該当画像ファイルが画面サイズに応じて自動で縮小/拡大します。

<div class="container">
        <img src="img/html5b.png" class="img-responsive" alt="Responsive image">
</div>
sample4.htmlより抜粋

sample4.html

Bootstrapデフォルトのp要素スタイル

 p要素のclassに「bg-***」(***はプロパティ名)を指定すると、スタイルを変更できます。指定できるプロパティ名は前述の「表1 スタイルのプロパティ名と概要」を参照してください。

        <div>
            <p class="bg-primary">HTML5</p>
            <p class="bg-success">CSS3</p>
            <p class="bg-info">JavaScript</p>
            <p class="bg-warning">jQuery</p>
            <p class="bg-danger">Bootstrap</p>
        </div>
sample5.htmlより抜粋

sample5.html

Bootstrapデフォルトのナビゲーションスタイル

 Bootstrapには、さまざまなナビゲーションのスタイルが用意されています。


sample6.html

 以下基本ルール内で使用しましょう。

ルール: ul要素にclass="nav"を記載


Tabs

 ul要素のclassに対して「nav-tabs」を追加します。

                  <ul class="nav nav-tabs">
                    <li class="active"><a href="#">Home</a></li>
                    <li><a href="#">Profile</a></li>
                    <li><a href="#">Messages</a></li>
                  </ul>
sample6.htmlより抜粋

Pills

 ul要素のclassに対して「nav-pills」を追加します。

                    <ul class="nav nav-pills">
                      <li class="active"><a href="#">Home</a></li>
                      <li><a href="#">Profile</a></li>
                      <li><a href="#">Messages</a></li>
                    </ul>
sample6.htmlより抜粋

stacked

 ul要素のclassに対して「nav-stacked」を追加します。

                    <ul class="nav nav-pills nav-stacked">
                        <li class="active"><a href="#">Home</a></li>
                        <li><a href="#">Profile</a></li>
                        <li><a href="#">Messages</a></li>
                    </ul>
sample6.htmlより抜粋

Justified-tab

 ul要素の「class="nav nav-tabs"」に対して「nav-justified」を追加します。

                <ul class="nav nav-tabs nav-justified">
                  <li class="active"><a href="#">Home</a></li>
                  <li><a href="#">Profile</a></li>
                  <li><a href="#">Messages</a></li>
                </ul>
sample6.htmlより抜粋

Justified-pills

 ul要素の「class="nav nav-pills"」に対して「nav-justified」を追加します。

                <ul class="nav nav-pills nav-justified">
                  <li class="active"><a href="#">Home</a></li>
                  <li><a href="#">Profile</a></li>
                  <li><a href="#">Messages</a></li>
                </ul>
sample6.htmlより抜粋

Bootstrapが気になったら公式サイトを活用しよう

 Bootstrapを利用すると既にスタイルが作成されているため、class名を指定するだけでシンプルですが、統一感のあるページが作成できます。また冒頭でも説明していますが「テーマ」を無料で配っているサイトが多数ありますので、CSSを入れ替えるだけで違うスタイルを適用可能です。使用方法を理解し、適切にご使用いただければと思います。

 Bootstrap公式サイト内のメニュー「CSS」「Components」には、いままで説明してきた内容が事細かに記載されています。また、各要素に適用されるスタイル表示内容も確認できます。ある程度の基礎ができれば、サイトを見るだけでも使い方が分かってくると思います。

 Bootstrapの使用開始に、この記事が活用されれば幸いです。この記事を読んだ方は、公式サイトの情報も、ぜひ読んでみてください。

著者紹介

山崎大助 (デジタルハリウッド大学院 非常勤講師/INOP/U-SYS

著書『レスポンシブWebデザイン「超」実践デザイン集中講義』(ソフトバンククリエイティブ)

受賞歴:Microsoft MVP

デジタルハリウッド講師を務めるほか@IT、日経ソフトウエア、SoftwareDesign、ITProなどへ寄稿。HTML5ビギナーズ(html5jビギナー部)で勉強会を毎月or隔月開催中。ヒカ☆ラボなどのセミナーやイベントにも登壇中。本サイトで「HTML5アプリ作ろうぜ!」の記事連載中。


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