画像に簡単に手を加えることのできる、数少ないお手軽JavaScriptライブラリ、Pixasticを紹介する。アレンジの加え方も紹介する
今回、紹介するライブラリはこちらの「Pixastic」というJavaScriptライブラリです!
Pixasticライブラリを利用すると、画像にエフェクトなどの効果を掛けられます。HTML5のAPIと連携することで、アプリケーションのような動作も可能になります。
過去に「HTML5」関連の勉強会で発表した際、このPixasticライブラリを使ったベータ版サンプルアプリを披露しました。筆者としては非常に優れたライブラリであると思いますので、再度記事にて紹介します。
画像に手を加えることができる、オープンソースのJavaScriptライブラリです。GitHubにもアップロードされていますが、以下のURLが「Pixastic」のサイトです。
JavaScriptライブラリを使用するだけで、以下のような画像加工が可能になります。
サンプルは、Chrome、Safariのブラウザでご確認ください。
「Pixastic」サイトにも、ブラウザ対応状況が表示されていますので、都度ご確認ください。
1.まずは「Pixastic」をダウンロードしましょう。
ダウンロードURL:http://www.pixastic.com/lib/download/
2.以下の画面が開きます。
上記画像(ページ内)の「Actions (check all):」の箇所をクリック。
「Actions (check all):」箇所の以下すべてのチェックボックスにレ点が入ります(すべて選択)。
ページ下部の「Build file」ボタンをクリックするとpixasticファイルをダウンロードできます。
※デスクトップ上にダウンロードすると分かりやすいです。
3.sampleファイルをダウンロードしてください。
[ ダウンロード >> sample1.zip ]
※右クリック「リンク先を別名で保存」してください。
※デスクトップにダウンロードすると分かりやすいです。
4.sample1.zipを解凍すると「sample1」フォルダが作成されます。
以下の4ファイルがフォルダ内にあることを確認してください。
index.html | ムービーページ | |
pixastic.custom.js | JavaScriptライブラリ | |
jquery.js | JavaScriptライブラリ | |
加工用イメージ | ||
5.フォルダ内の[ index.html ]をChromeかSafariのブラウザで開いてください。
6.下記画面が表示されます。
ブラー効果(ぼかし)のサンプルをご紹介します。
7.[Blur image]ボタンをクリックすると画像がボヤけます。
[Reset]ボタンでボヤけた画像を元に戻します。
8.これでサンプルページの確認はOKです。
1.index.htmlファイルをエディタで開いてください。
2.27行目〜34行目(sample1.html)
//Blur imageをクリック function blur_btn() { Pixastic.process(can, "blur"); } //Resetをクリック function reset_btn() { Pixastic.revert(document.getElementById("demoimage")); }
3.コードの説明
1.sampleファイルをダウンロードしてください。
[ダウンロード >> sample2.zip ]
※右クリック「リンク先を別名で保存」してください。
2.sample2.zipを解凍すると「sample2」フォルダが作成されます。
以下の4ファイルがフォルダ内にあることを確認してください。
index.html | ムービーページ | |
pixastic.custom.js | JavaScriptライブラリ | |
jquery.js | JavaScriptライブラリ | |
加工用イメージ | ||
3.フォルダ内の[index.html]をSafari、Chrome(一部機能が使えません)のブラウザで開いてください。
4.下記の画面が表示されます。
各機能のボタンを押してみてください(リロードすると初期化されます)。
5.これでサンプルページの確認はOKです。
1.index.htmlファイルをエディタで開いてください。
2.30行目〜50行目(sample2.html)
//白黒 var description = function (){ Pixastic.process(document.getElementById('demoimage'), "desaturate", {average : false}); }; //ソーラライズ var solarize = function (){ Pixastic.process(document.getElementById('demoimage'), "solarize"); }; //セピア var sepia = function(){ Pixastic.process(document.getElementById('demoimage'), "sepia"); }; //横反転 var flip = function() { Pixastic.process(document.getElementById('demoimage'), "fliph"); }; //縦反転 var flipv = function() { Pixastic.process(document.getElementById('demoimage'), "flipv"); };
3.上記コードの説明
Pixastic.processの第二引数に“flipv”、“sepia”、“desaturate”sなどのプロパティを記述するだけで、白黒、セピア、縦反転などが簡単にできるようになるのです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.