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MS、企業顧客の「Windows 8.1 Update」適用期限を120日間に延長新期限は米国時間の8月12日

マイクロソフトは、企業顧客に限り、Windows 8.1/RT 8.1向けの更新プログラム「Windows 8.1 Update」の適用期限を米国時間の2014年8月12日まで延長する方針を明らかにした。

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 マイクロソフトは米国時間の2014年4月16日、不具合によって一時停止していたWindows 8.1/RT 8.1向けの更新プログラム「Windows 8.1 Update」と「Windows Server 2012 R2 Update」のWindows Server Update Services(WSUS)経由の配布を再開した。

 同時に、企業顧客に限り、Windows 8.1 UpdateおよびWindows Server 2012 R2 Updateの適用期限を米国時間の2014年8月12日まで延長する方針も明らかにした。

 Windows 8.1 Updateは、マウスの操作性向上などを中心とした更新プログラムだ。マイクロソフトは、4月9日に同アップデートの配布を開始した当初、Windows 8.1/RT 8.1において、今後セキュリティパッチを含む全てのアップデートを適用するには、Windows 8.1 Updateのインストールが「必須」になると説明。セキュリティ面を考慮すると、事実上アップデートが強制される状態となっていた。

 しかし、「アップデートの展開に対する顧客からのフィードバックに耳を傾けた結果」(同社)、エンタープライズの顧客に限り、アップデートを展開する期限を当初の30日間から120日間に延長。米国時間の8月12日までにアップデートを適用するよう求めている。

 一方、個人ユーザーに関しては延長の措置は取らない。次回の月例セキュリティ更新プログラムが配布される5月13日以降に新しいアップデートを受け取るには、Windows 8.1 Updateのインストールが「必須」となり、適用するまで他の新アップデートは表示されなくなるという。同社は、コンシューマーユーザーの大多数は自動更新を有効にしており、5月13日以前にバックグラウンドでインストールされるため、「特に気にする必要はない」と説明している。

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