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VBAで正規表現や関数を使った入力チェックを行い、Accessに新規レコードを追加、保存するにはAccess VBAで学ぶ初心者のためのデータベース/SQL超入門(4)(1/5 ページ)

Accessを通じて、初心者がリレーショナルデータベースやSQLの基本を学び、データベースを使った簡単なシステムの作り方を習得する本連載。今回は、VBEの起動とデータ入力用フォームの作成、VBAを使った入力用コードやデータの検証処理を記述する方法を解説する。

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Access VBAで学ぶ初心者のためのデータベース/SQL超入門

連載目次

連載の目的と前回のおさらい

 本連載はMicrosoft Access(マイクロソフトアクセス 以下、Access)を使って、リレーショナルデータベース(RDB)やSQLの基本を学び、データベースを使った簡単なシステムの作り方を習得するものだ。

 前回は「SELECT *文」や「ORDER BY 句」などのSQLを記述して、データベースの行(レコード)を条件に合わせて抽出する方法やレコードを追加、更新、削除する方法などを解説した。

 今回は「Visual Basic Editor」(以下、VBE)を起動して、データ入力用コードと、データの検証処理を「VBA」で記述するところまでを解説する。

 第1回「どんなビジネスにも欠かせないリレーショナルデータベースの基礎知識と作り方――テーブル、レコード、フィールド、主キーとは」第2回「Access VBAでデータ入力フォームを作り、各コントロールを追加するためのデザインビューの使い方」で作成した「顧客管理.accdb」とデータ入力フォームを今回も使用する。「顧客管理.accdb」をダブルクリックして、「ナビゲーションウインドウ」から「顧客管理テーブル」を開いてほしい。

 事前に「データ入力フォーム」のデザイン画面を開いて、「データ入力フォーム」に配置したコントロールの名前が、第2回で設定した名前に変更されているか確認しておいてほしい。

項目 配置するコントロールの種類 コントロール名
氏名 テキストボックス 氏名テキストボックス
性別 コンボボックス 性別コンボボックス
年齢 テキストボックス 年齢テキストボックス
郵便番号 テキストボックス 郵便番号テキストボックス
住所 テキストボックス 住所テキストボックス
電話 テキストボックス 電話テキストボックス
登録ボタン ボタン 登録ボタン
一覧 リストボックス 一覧リストボックス
各項目の項目名 ラベル (「ラベル」の次に数値が順に入る)
表1 配置する項目とコントロールの種類(再掲)

 確認方法は、配置したコントロールを選択して、表示されるプロパティシートの「その他」タブをクリックして「名前」欄を見る。VBAでは、この「コントロール名」を使用する。各コントロールに表1の「名前」を指定していないとエラーになるので、十分に注意してほしい。

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