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ACLごとの通過条件設定方法と適用場所、設定コマンドCCENT/CCNA 試験対策 2015年版(26)(3/5 ページ)

シスコの認定資格「CCENT/CCNA」のポイントを学ぶシリーズ。今回は、標準ACL、拡張ACL、番号付きACL、名前付きACL、それぞれの通過条件設定方法とコマンドを解説します。

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ACLの適用場所と向き

 ACLは、条件を宣言した後にインターフェースに宣言した条件を適用していきます。

 パケット受信時にチェックしたいときは、「インバウンド方向(「in」と指定)」にACLを適用します。逆にルーターから送信されるパケットをチェックするときは、「アウトバウンド方向(「out」と指定)」にACLを適用します。


ACL適用時のin/outの向きの違い

ACL適用時のin/outの向きの違い その2

 1つのインターフェースには、inとout2方向のACL文を別々に適用できます。ルーターに3つのインターフェースがあり、in/outの全てにACL文を適用とすると仮定した場合、「2(int/out)×3(インターフェース数)=6」通りのACLを適用できます。

 標準ACLと拡張ACLは、適用場所も異なります。


標準ACLと拡張ACLの適用場所

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