SEと一級建築士、どっちが高年収?〜収入の「りある」:えんじにあ解体新書(8)(1/4 ページ)
SEの現実を分かりやすく解説する本連載。今回のテーマは「収入」です。SEの収入は他職種と比べて高いのでしょうか? そして、正社員と派遣やフリーランスの収入の違いは?――@ITだけの超「りある」なデータを基に解説します。
皆さんこんにちは! 現役のSE(System Engineer システムエンジニア)兼ITライターの左門至峰(さもんしほう)です。
本連載「えんじにあ解体新書」は、SEに代表されるIT技術者の仕事内容、日常、喜び、やりがいなどを、学生の皆さんに分かりやすく紹介しています。前回は、エンジニアの資格取得状況について、@ITの読者調査を元に解説しました。
今回のテーマは、SEの収入です。
就活生の皆さんは、就職先を選ぶときにどのような基準で会社を選びますか? 「やりたいことができるか」「働きやすそうであるか」「将来性があるか」など、いろいろな観点があると思います。もちろん「収入」も気になるでしょう。
「給料が高い」というだけの理由で、会社や仕事を選ぶ人は少ないと思います。私もそういうタイプです。「仕事はお金じゃない」のです。いくら給料が高くても、やりたいことができなかったら苦痛でしかありません。給料よりも、やりがいや夢が大事だと思います。
でも、「仕事はお金じゃない」という言葉にどこか納得していないのも事実です。生活していくには、お金が必要です。ある程度の収入がないと、生きていくことすらできません。また、仮に希望通りSEになれても、嫌な仕事ややりたくない仕事はたくさんあります。そんなとき、給料が安いと、気持ちがなえることもあるのです。
次ページから、いろいろなデータを使ってSEの収入を紹介します。
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