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JavaScriptで文字列を扱う「String」の基本JavaScript標準ライブラリの使い方超入門(2)(4/4 ページ)

JavaScriptの標準仕様としてビルトインされている主なオブジェクトの使い方を紹介する連載。今回は、文字列を扱うStringについて。長さ取得のlength、位置取得のindexOf、切り出しのsubstring、substr、slice、分割のsplitなどの基本を解説。

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文字列を分割する

theme

メールアドレスの「@」で区切って、ユーザー名とドメイン名の部分を取り出す。URLの場合は「/」で区切って前後の部分を取り出す。


Navigator

split()メソッドを使うと、区切り文字を指定することで、区切り文字を目印にして文字列を分割することができます」


メールアドレスやURLを分割してみよう

Navigator

「split()メソッドは、分割した文字列を返す際に、それぞれの文字列を配列の要素として返してきますが、これをそのまま画面に書き出すと、分割した文字列が『,』で区切って表示されます」


split()メソッド
構文 String.split(separator[, limit])
パラメーター separator 1つ以上の文字を指定します。この文字が文字列を区切るための「区切り文字」になります。
limit 分割した文字を返す際の数を制限する場合に使用します。
Driver

「メールアドレスは『@』でユーザー名とドメインが区切られています。また、URLには、スキーム名やドメインなどを区切るために『/』が使われていますよね。そこで『@』や『/』を区切り文字として指定して、メールアドレスやURLを要素ごとに分割してみることにします」


URLを分割する(split.html)
Navigator

「URLでは『http:,,www.example.com』のように『,』が2つ並んで表示されるのは『http//』の2つ並んだ『/』で分割されているためです」


書籍紹介

JavaScript Web開発パーフェクトマスター

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金城俊哉著
秀和システム 3,672円

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