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JavaScriptで履歴を扱う「History」、URLを扱う「Location」などの基本JavaScript標準ライブラリの使い方超入門(10)(4/4 ページ)

JavaScriptの標準仕様としてビルトインされている主なオブジェクトの使い方を紹介する連載。今回は、履歴を扱うHistory、URLを扱うLocation、ブラウザーに関する情報を扱うNavigator、モニター画面の情報を扱うScreenについて。

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君、こんなディスプレイ使ってるよね(Screenオブジェクト)

Onepoint

 モニター画面のサイズや色数などの情報は、Screenオブジェクトが管理しています。現在のモニターは性能がよいので問題はないと思いますが、Screenオブジェクトのプロパティを参照することで、「モニターの色数に応じて画像を取り換える」とか、「専用のページに移動する」といった処理を行うことができます。

Screenオブジェクトのプロパティ

 Screenオブジェクトはscreenプロパティで取得できます。Screenオブジェクトには、次のプロパティがあります。当然ですが読み取り専用です(値を設定できたら素晴らしいのですが...)。

Screenオブジェクトのプロパティ
プロパティ 説明
availHeight 利用可能な高さ。
availWidth 利用可能な幅。
height モニターの高さ。
width モニターの幅。
colorDepth モニターの色数(ビット数)。256色の場合は8、フルカラーの場合は32。

モニターの情報をダイアログに表示してみる

Navigator

「では、モニターの情報をアラートダイアログに表示するようにしてみましょう」


Driver

「screenプロパティでScreenオブジェクトを取得して、プロパティを順番に呼び出せばいいですね」


Screenオブジェクトの各プロパティの値を表示(screen.html)
実行結果

書籍紹介

JavaScript Web開発パーフェクトマスター

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金城俊哉著
秀和システム 3,672円

JavaScriptは、Webアプリ開発の定番言語です。本書は、JavaScriptの初学者向けにWebアプリ開発に必要なノウハウを、ボトムアップ方式で基礎から応用までやさしく解説します。

若手プログラマーが講師となって、JavaScript未体験のエンジニアに手ほどきをするというペアプロ形式で説明していくので、プログラミングスクールで1対1のレッスンを受けている感覚で読み進めていただけます。開発現場ですぐに役立つ技が満載です!

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