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Oracle Exadata国内販売数No.1のNECが次に向かう先は? オラクルとの協業強化で企業のデータ活用をさらに加速一次サポートの対象をEngineered Systems 5製品に拡大(2/4 ページ)

「Oracle Exadata」の国内NO.1販売数を誇るNECが、一次サポートの対象をEngineered Systems 5製品に拡大した。独自の技術/ノウハウも加えてEngineered Systemsの活用を強力に支援する同社は今後、企業のデータ活用をどのように加速しようとしているのだろうか? [プライベートクラウド/データベース統合][Engineered System]

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大規模プライベートクラウド基盤の安全/安心な運用を支援

藤田 オラクルは現在、クラウドへの取り組みも強化しており、Engineered Systemsをプライベートクラウド環境でもご活用いただけるようになってきています。プライベートクラウド基盤の構築におけるNEC様の強みを教えてください。

岸上 NECは統合運用管理ソフトとして「WebSAM」を提供しています。このWebSAMとオラクル製品を連携させることにより、Oracle Exadataを含む大規模なプライベートクラウド基盤の統合監視を実現できます。当社のハードウェアとソフトウェアにオラクル製品も加えたプラットフォーム全体の運用監視が行えるようになり、スムーズな障害検知と原因究明、対策ができるようになるほか、物理/論理構成の可視化と影響範囲の特定、稼働状況のモニタリングによる性能監視/分析まで行うことが可能です。

WebSAMとOracleの連携により、Exadataを含む大規模プラットフォームの統合監視を実現

 この大規模プラットフォーム統合監視基盤は、既に全日本空輸様でお使いいただいています。24時間365日、安定したシステム運用を実現するために、オラクルのプラットフォームに当社のWebSAMを組み合わせて強固なプライベートクラウド環境の運用基盤を作り上げました。


 なお、この運用管理基盤の構築では、国内で初めてOracle Enterprise Managerの拡張フレームワークである「イベント・コネクタ」を用いたソフトウェアをNECとオラクルで共同開発しています。これにより、イベントやアラート情報の可視化と障害対応の迅速なナビゲートが可能になりました。

WebSAMによるExadataのイベント管理の統合を、Oracle Enterprise Managerとの連携により実現
photo 日本オラクル 常務執行役員 アライアンス事業統括の藤田弥門氏

藤田 プライベートクラウドの基盤が大きくなれば、それだけ運用の負担も大きくなります。それに対して、Engineered Systemsも含めて統合監視できるソリューションが用意されているのは心強いですね。

 オラクルは、既にパブリッククラウド「Oracle Cloud」でさまざまなサービスを提供している他、先頃、お客さまやNEC様などのデータセンターでEngineered Systemsをサブスクリプションモデルでご利用いただける「Oracle Cloud@Customer」という戦略も発表しました。こちらでの活用にも期待しています。

Oracle Cloudの基本戦略

提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年1月4日

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関連情報

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