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アクロニス、AIベースのランサムウェア対策ソフトを無償で提供AIでランサムウェア対策

アクロニス・ジャパンは、ランサムウェア対策ソフト「Acronis Ransomware Protection」の無償提供を開始した。同社独自の機械学習モデルを使って実行中のプロセスをリアルタイムに監視し、ユーザーのシステムを保護する。

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 アクロニス・ジャパン(以下、アクロニス)は2018年1月25日、ランサムウェア対策ソフト「Acronis Ransomware Protection」を無償で提供すると発表した。

 Acronis Ransomware Protectionは、同社が独自開発したランサムウェア対策機能「Acronis Active Protection」をベースにしている。「悪質」および「合法的」な数十万のプロセスを分析したアクロニスの機械学習モデルを使い、実行中のプロセスをリアルタイムに監視。ユーザーのシステムを保護する。

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「Acronis Ransomware Protection」は、機械学習モデルをインストーラに組み込むことで、オフライン時もユーザーのデータを保護するという。(画像はイメージです)

 アクロニスは、同製品について「従来の署名を利用したウイルス対策ソフトでは検出できないゼロデイ攻撃などにも効果を発揮する」としている。

 Acronis Ransomware Protectionは、アクロニスのWebサイトから無償でダウンロード可能。ユーザーのデータを保護するため、5GBのクラウドバックアップ機能「Acronis Cloudストレージ」が無償で付属する。

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