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世界中の実際の場所が“ゲーム”に――「Google Maps API」を使って世界をモデルにしたAR対応のゲーム開発が可能に世界200カ国以上の1億超の3Dデータをゲーム世界構築に利用できる

ゲームエンジン「Unity」で「Google Maps API」を使って、Googleマップの豊富なデータを利用した“リアルワールドゲーム”を開発できるようになった。

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 Googleは2018年3月14日(米国時間)、「Google Maps API」で「Googleマップ」の実績ある世界モデルを利用してAR(拡張現実)対応の「リアルワールドゲーム」を開発できるようになったと発表した。

 Googleは、ゲーム開発を簡単に始められるように、Googleマップの豊富なデータをゲームエンジン「Unity」で利用できるようにした。Googleマップの建物、道、公園などのデータをUnityでゲームオブジェクトとして使用し、ゲームのルック&フィールに合わせてテクスチャやスタイル、カスタマイズを加え、ゲーム世界を作り込める。

 世界の実在する場所を舞台にしてゲームをデザインするには、現地の環境を熟知している必要があった。ゲーム開発者は、Googleマップデータにより世界200カ国以上の1億を超す建物、道、ランドマーク、公園の3Dデータにアクセスでき、容易に世界中を舞台にした新しいゲームエクスペリエンスをプレイヤーに提供できるという。

 また、ゲーム開発者はGoogleマップのグローバルインフラを利用できるので、高速なレスポンスや、オンデマンドのスケーリング、ゲーム稼働の安定性といったメリットを享受できるという。

 Googleは、「ゲーム会社は、われわれの世界を中世風ファンタジーやお菓子の国、ゾンビがはびこる都市などとして簡単に再構築できる。Googleマップの頻繁な更新や豊富なロケーションデータのおかげで、開発者は、プレイヤーがどこにいても、ゲームをプレーするのにうってつけの場所を用意して魅力的な体験を提供できる」と述べている。

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