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Alexa×Slack連携! アカウントリンクを使うスキルをC#で実装特集:はじめてのAlexaスキル開発(3/3 ページ)

Alexaと他のWebサービスをつなぐ「アカウントリンク」機能を使って、Alexaに話しかけた内容をSlackへと投稿するスキルを作成してみよう。

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「Alexaシミュレータ」でのテスト

 この状態で、「Alexaシミュレータ」でテストをしたところを以下に示す。

アカウントリンクを行っていないので、「認証が必要です」と返答される
アカウントリンクを行っていないので、「認証が必要です」と返答される

 アカウントリンクを行うには、AndroidデバイスにインストールしたAlexaアプリやWebブラウザなどで操作する必要がある。以下はPC上のWebブラウザで「alexa.amazon.co.jp」を開き、[DEV スキル]を表示したところだ。

PostTelltaleFromAlexaToSlackスキルは「アカウントリンク」が必要
PostTelltaleFromAlexaToSlackスキルは「アカウントリンク」が必要
その上にある「Post2SlackTestSkill」スキルはテスト用に作成したスキルなので無視してほしい。

 「PostTelltaleFromAlexaToSlack」スキルを選んで、[有効にする]ボタンをクリックする(あるいは、既に有効な場合には[設定]ボタンをクリックする)と、次のような認証画面が表示される(Androidデバイスなどでも同様のはずだ)。

[有効にする]ボタンをクリック
[有効にする]ボタンをクリック
認証画面が表示される
認証画面が表示される

認証画面


 権限を確認した上で(ここでは「Send message as you」=「chat:write:user」スコープが表示されているので正しい。また、アプリ名の「FromAlexa2Slack」にも注意。これは先ほどSlackで作成したアプリの名前だ)、[Authorize]ボタンをクリックすればアカウントリンクが行われる。「<スキル名>が正常にリンクされました」と表示されれば成功だ。この状態で、「Alexaシミュレータ」で動作を確認してみよう。

アカウントリンク確立後のテストの様子
アカウントリンク確立後のテストの様子

 ポジティブに「原稿書くよ」といったところで、ネガティブな告げ口をしてしまうスキルがこれで完成だ。正直、おもしろネタには程遠いものだったが、ネタとしてご容赦願いたい。また、実機での動作については本稿冒頭でお目にかけた通りだ。


 アカウントリンク機能を使うと、Alexaと他のWebサービスを連携させることができる。本稿では、AlexaからSlackへメッセージを投稿するだけの簡素な作りのスキルとしたが、使い方によっては便利な、またはより使って楽しいスキルの実現につながるはずだ。

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