ニュース
50代でフリーランスを目指すエンジニアが増加中? レバテックが意識調査:「メインスキルはC言語が最も多い」
レバテックの調査によると、同社と契約している50代以上のフリーランスエンジニアは2017年から1.6倍に増えている。フリーランス歴1年未満のエンジニアが全体の27.9%を占め、50代からフリーに転身する人がある程度存在する。
レバテックは2019年7月4日、同社と契約している50代以上のフリーランスエンジニアを対象とした意識調査結果を発表した。それによると、50代以上のフリーランスエンジニアの契約者は2017年から1.6倍に増加し、フリーランス歴1年未満のエンジニアが全体の27.9%を占めた。50歳からキャリアチェンジするエンジニアが増えているという。
レバテックが運営するITエンジニアやクリエイターの専門エージェント「レバテックフリーランス」と契約している50歳以上のエンジニアのフリーランス経験年数を見ると、フリーランス歴10年以上は26.5%、1〜10年は45.6%、1年未満は27.9%だった。フリーランス歴1年未満のエンジニアの割合が10年以上と同じ程度であることから、50代からフリーに転身する人がある程度存在することが分かる。
フリーランスになったきっかけは「ワークライフバランス実現のため」や「収入を増やすため」「スキルや経験値を上げるため」といった回答があった。フリーランスになって良かったことは「仕事を選択できる」「人間関係によるストレスが軽減した」「理想のワークライフバランスが実現できた」との声が上がった。ただし、「今後の収入」や「社会保障」については、フリーランスとして働く上で不安を感じると答えた。
50代以上のフリーランスエンジニアが備えるスキルは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 2018年、フリーランスになってみる?――PE-BANK・櫻井社長
企業とフリーランスのエンジニアをつなぎ、フリーランスエンジニアの活躍を支えるPE-BANK代表取締役社長 櫻井多佳子氏に、フリーランスエンジニアを取り巻く状況や、向き/不向きなどを伺った。 - AIが業務委託契約のリスクを判定――ランサーズが「AI-CON」をフリーランス向けに期間限定で無償提供
ランサーズは、オンライン契約判定サービス「AI-CON」を、同社の会員向けに1カ月の期間限定で無償提供する。フリーランスや個人事業主が仕事をする上で必要な契約書の確認をAIで判定。最終的には弁護士がチェックする。 - 職人はコミュニケーションをとるのが上手?――エンジニアが生涯「職人」として働く4つのポイント
もしあなたが、生涯「職人エンジニア」として働きたいなら、他の「職人」の特徴を取り入れてみるといいかもしれません。仕事の不満や悩みを解消するヒントをお届けする本連載。今回のテーマは「『職人エンジニア』として働くためのキャリアデザイン」です。