【Excel】マウスドラッグより超便利な「表」選択ショートカット集：Tech TIPS
Microsoft Excelで大きな表をマウスで選択するのは結構面倒だ。そこで、キーボードショートカットを使って、簡単に表を選択して作業を容易にする方法をまとめて紹介しよう。
対象：Excel 2010／2013／2016
キーボードショートカットを使って面倒な表選択もワンキーで実行
Excelで表を選択して、コピーしたり、何らかの処理を行ったりすることはよくあること。ただ、大きな表となると、表をマウスで選択するのは結構面倒な作業だ。実は、キーボードショートカットを覚えておくと、ワンキーで表全体の選択が行える。
本Tech TIPSでは、「Microsoft Excel」の「表の選択」に関わる以下のキーボードショートカットを紹介する。
| キーボードショートカットキー | 機能 |
|---|---|
| ［Ctrl］＋［A］、［Ctrl］＋［Shift］＋［*］ | 表を選択 |
| ［Ctrl］＋［Space］ | 列を選択 |
| ［Shift］＋［Space］ | 行を選択 |
| ［Ctrl］＋［→］／［←］／［↑］／［↓］ | 表をカーソル方向の端まで移動 |
| ［Ctrl］＋［End］ | 表の最後に移動 |
| ［Ctrl］＋［L］ | 表の自動書式設定 |
| 本Tech TIPSで取り上げるExcelのキーボードショートカット（ショートカットをクリックすると説明項目にジャンプ） | |
Excelの用途はさまざまだが、何らかの「表」を作成し、これを印刷したり、文書に埋め込んだりといった作業が多いのではないだろうか。このため、Excelには、一般的な意味での「表」を作成するための機能が多数ある。
ここでは、表の作成に関連した「選択」のキーボードショートカット（以後ショートカットと記す）を紹介する。これを使えば、どんなに大きくても表全体を選択したり、その行や列といった一部を選択したりすることが可能だ。
もちろん、どのショートカットも同等のことはマウスでも行える。しかし、マウスの場合、選択範囲の先頭から最後までをドラッグして指定しなければならないため、列や行が多い表の場合にはかなり面倒だ。これに対して、ショートカットによる表やその部分選択は、表の大きさにかかわらずワンキーで範囲選択が可能だ。このため、作業効率に大きな違いが出る。表の選択自体では、セル内容を書き換えてしまうことはないため、まずは試して、便利さを体感してみることをお勧めする。
なお、ここでは表とは単純な長方形の範囲のみを指し、表の左上のセルを「最初のセル」、右下のセルを「最終セル」と呼ぶ。また、表の第1行を「見出し行」、第1列を「見出し列」として、合わせて「見出し」と呼ぶことにする。
表全体を選択する
Excelは、ワークシートに値や式を入れた長方形の範囲を「表」として認識できる。このため、この表内で、［Ctrl］＋［A］キーまたは［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーを押すと、アクティブセルを含む表全体が選択できる。
［Ctrl］＋［A］キーまたは［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーでは表がどんなに大きくてもワンキーで選択できる（2）
表がどんなに大きくても、［Ctrl］＋［A］キーや［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーは、キー1つで表を選択できる。
Excelが表の範囲を自動判定する際のルール
Excelの表の認識は、セルの状態（「空白セル」や「非空白セル」）とアクティブセルの位置を基に行われる。まず、長方形として認識されるには、周囲を空白セルで囲まれた非空白セルを含む長方形領域で、かつ、アクティブセルがこの長方形領域の中になければならない。
空白セルの行／列で囲まれている非空白セルを含む長方形範囲が表として認識される
Excelは、表をアクティブセルが属する空白セルで区切られた長方形領域として認識する。空白セルで区切られていれば、表の外側には何があっても構わない。
アクティブセル自体は空白セルであっても、周囲の8セルのどれかが、表の一部になっていれば、表を選択できる。表の外部のセルに注意書きのようなものがあっても、表との間に空白セルがあれば問題はない。
また、表は空白セルが含まれている未完成の状態でもよい。
表が未完成でもアクティブセルが表範囲の非空白セルに隣接していれば認識可能
表は、必ずしも完成している必要はなく、空白セルを含んでいてもよい。ただし、アクティブセルの周囲に必ず表の一部となる非空白セルが存在する必要がある。
一方、けい線の有無やセルの色指定は、表の判定に全く関係しない。判定に使われるのはあくまでもセルに値や式が入っているかどうか、すなわち非空白セルか空白セルかどうかという点である。
ワークシート中に複数の表があっても、空白セルで区切られていれば、これらのショートカットは、アクティブセルを含む表だけを選択する。一方、アクティブセルの周囲に複数の表がある、すなわち表と表の間の空白セルをアクティブセルとした場合、それらの表をまとめて選択状態にする。ただし、一般的なExcelの使い方としては、どんなに表が小さくても、1枚のワークシートに入れる表は、1つだけにするのが鉄則である。
タブ内に複数の表がある場合の動作
複数の表があったとしても、間が空白セルで埋められていれば、［Ctrl］＋［A］キーや［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーは、アクティブセルが属している表だけを正しく選択する。
［Ctrl］＋［A］キーと［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーの違い
［Ctrl］＋［A］キーと［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーは、どちらも表を選択するショートカットだが、少々動作が異なる。
まず、［Ctrl］＋［A］キーは、連続して押すとワークシート全体の選択になる。また、表全体を選択してもアクティブセルの位置は変わらない。
［Ctrl］＋［A］キーの動作
［Ctrl］＋［A］キーは、もともとシート全体の選択を兼ねているため、2回連続して押すとアクティブセルの位置に関わりなくシート全体の選択となる。また、表を選択してもアクティブセルの位置は変わらない。
これに対して［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーは、連続して押してもワークシート全体の選択にはならない。また、［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーは、表を選択した後で左上のセルにアクティブセルが移動する。
［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーの動作
［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーは、表の選択のみを行い、表を選択した後、表の最初のセルにアクティブセルが移動する。このため、複数の表を選択した後、2回目の打鍵で左上の表のみを選択するようになる。
このため、複数の表を選択したあと、再度［Ctrl］＋［A］キーや［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーを押したときの挙動にも違いが出る。このあたりの挙動をまとめたのが下表だ。
| アクティブセル | ［Ctrl］＋［A］ | ［Ctrl］＋［Shift］＋［*］ |
|---|---|---|
| 表の中 | 表を選択 | 表を選択 |
| 同2回目の打鍵 | ワークシート全体を選択 | 変化なし |
| 表に隣接したセル | 隣接した表全部を選択 | 隣接した表全部を選択 |
| 同2回目の打鍵 | ワークシート全体を選択 | 最も左上にある表を選択 |
| 表に隣接していないセル | ワークシート全体を選択 | 変化なし |
| 同2回目の打鍵 | 変化なし | 変化なし |
| 表選択後のアクティブセル | セル位置は変わらず | 表の左上のセルに移動 |
| ［Ctrl］＋［A］キーと［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーの挙動の違い | ||
どの範囲が表として選択されるかは、比較的直感的なので、選択される範囲が想像できるようになれば、このショートカットは自在に利用できるようになる。一度覚えると、マウスをドラッグして表を選択するやり方には戻れないだろう。
行や列を選択
表作成の作業で比較的多いのが特定の行や列のみを選択する操作だ。例えば、表の見出し部分を太字にしてセンタリングといった書式設定をするのは表の見栄えをよくするために比較的多く行われている。
こうした場合、マウスでワークシート上部や左端のヘッダ部分をクリックして列や行をまとめて選択することが多いだろう。しかし、表が大きいのでウィンドウを最大化しているなどといった場合には、マウスの移動量が大きく、少々面倒だ。
こうしたときには、「行」「列」を選択状態にする［Shift］＋［Space］キー、または［Ctrl］＋［Space］キーというショートカットが利用できる。これならマウスを動かす必要もなく、一発で行や列を選択可能だ。
また、複数のアクティブセルを選択してから［Shift］＋［Space］キーや［Ctrl］＋［Space］キーを押すと、これらを含んで複数の行や列を選択できる。
書式設定のショートカットキーとの組み合わせが便利
行や列が選択状態となれば、［Ctrl］＋［B］キーで選択範囲を「太字」の書式設定に変更できる。また、［Alt］＋［H］［A］［C］キー（［Alt］キーに続けて［H］［A］［C］キーを順番に押す）でセンタリングの書式設定が可能だが、これは、Tech TIPS「【Excel】よくやる操作をキー一発で可能にする方法（クイックアクセスツールバー編）」で紹介したクイックアクセスツールバーに登録してワンキーで実行できるようにしておくとよい。この他、書式関連のショートカットの主なものを下表に示す。これらを使えば、表の見出しなどの書式設定作業が効率化する。
| 動作 | キーボードショートカット |
|---|---|
| セルの書式設定ダイアログ | ［Ctrl］＋［1］ |
| フォント書式ダイアログ | ［Ctrl］＋［Shift］＋［F］ |
| 太字 | ［Ctrl］＋［B］ |
| 斜体 | ［Ctrl］＋［I］ |
| 下線 | ［Ctrl］＋［U］ |
| 取り消し線 | ［Ctrl］＋［5］ |
| センタリング＊1 | ［Alt］＋［H］［A］［C］ |
| 右寄せ＊1 | ［Alt］＋［H］［R］ |
| 上下中央寄せ＊1 | ［Alt］＋［H］［A］［M］ |
| 上寄せ＊1 | ［Alt］＋［H］［A］［T］ |
| 標準表示形式 | ［Ctrl］＋［Shift］＋［~］ |
| 指数表示形式 | ［Ctrl］＋［^］ |
| 日付表示形式 | ［Ctrl］＋［Shift］＋［#］ |
| 小数点2桁の通貨表示形式 | ［Ctrl］＋［Shift］＋［$］ |
| 小数点 2桁/桁区切り | ［Ctrl］＋［Shift］＋［!］ |
| パーセント表示形式 | ［Ctrl］＋［Shift］＋［%］ |
| 主な書式関連のショートカットキー ＊1 センタリングの［Alt］＋［H］［A］［C］は、［Alt］+［H］に続いて、［A］［C］キーを順に押すという意味。以下同じ。［Alt］+［H］はリボンの［ホーム］タブの選択キー。 | |
挿入／削除のショートカットキーとの組み合わせが便利
行や列を選択状態にすると、挿入や削除の作業も簡単になる。セルの挿入のショートカットである［Ctrl］＋［+］キーは、アクティブセルが単独セルの場合には、シフトさせる方向を指定しなければならないが、行や列が選択状態ならば行や列の挿入となり、ダイアログを表示しない。
単一のセルのみを選択しているときに挿入／削除のショートカットの動作
単一のセルのみを選択しているときに挿入のショートカット［Ctrl］＋［+］キーや削除のショートカット［Ctrl］＋［-］キーを使うとシフト方向を尋ねるダイアログが表示される。
同様に［Ctrl］＋［-］キーによる削除も行や列が選択状態ならば、シフト方向を聞いてこない。つまり、「行／列の選択」と「挿入／削除」が2ストロークで行えるわけだ。
Excelには、ツールバー（［ホーム］タブ−［セル］−［挿入］／［削除］）に「行」や「列」の挿入、削除機能があるが、マウスをリボンに動かしてドロップダウンリストを表示させてから機能を選ぶ必要がある。これに対して、ショートカットでは2キーで動作が終了する。
［Ctrl］＋［→］／［←］／［↑］／［↓］キーとの組み合わせが便利
［Ctrl］／［Shift］＋［Space］キーと組み合わせると便利なのが、［Ctrl］キーとカーソルキーの組み合わせだ。このショートカットを使えば、表の上下、左右の端に簡単に移動できる。
このショートカットでは、カーソルキーの方向にある、非空白セルの先頭／末尾にアクティブセルが移動する。ただし、表内に空白セルがあり、それが移動経路の途中にある場合には複数回押す必要が出てくる。［Ctrl］＋［→］／［←］／［↑］／［↓］キーは、空白セルから最初の非空白セル、非空白セルから最初の空白セルの手前（最後の非空白セル）まで移動するショートカットキーなのである。
［Ctrl］＋カーソルキーで移動してから［Ctrl］／［Shift］＋［Space］キーを押せば、表の上／左にある見出しや、表の下／右にある合計の行／列を2ストロークで素早く選択できる。
［Ctrl］＋［End］キーで表の最後に移動
ワークシートに表が1つだけしかないとき、［Ctrl］＋［End］キーで、表の右下にある最終セルへ移動できる。また、選択を意味する［Shift］キーを併用した［Ctrl］＋［Shift］＋［End］キーを使うとアクティブセルから最終セルまでを選択させることが可能だ。
このため、表の最初の内容にアクティブセルを置き、［Ctrl］＋「Shift］＋［End］キーを押せば、表の見出し以外（第1列、第1行を除くセル）を選択できる。これも、表の大きさには影響されないため、どんなに大きな表でも、選択が可能だ。ただし、このショートカットキーは、少々クセがある。実は、［Ctrl］＋［End］キーは、非空白セル（値や式の入っているセル）を含む長方形領域の右下へ移動するショートカットなのである。
［Ctrl］＋［End］キーの動作
［Ctrl］＋［End］キーは、シート内の使用セルを囲む長方形の最終セルに移動する。このため表の最終セルへの移動に利用できるほか、［Ctrl］＋［→］／［←］／［↑］／［↓］キーなどと違って表が未完成状態でも動作する。
表を作って範囲外に何も書き込まなければ、表の右下の最終セルに移動できる。［Shift］キーを併用するとそこまでを選択範囲にできる。しかし、表の範囲外に一度値が書き込まれたセルがあると、［Ctrl］＋［End］キーは、それを含む長方形の右下まで移動してしまう。
Excelは、一回でもセルに何か書き込んでしまうと、「利用済みセル」としてその位置が記憶され、セルを消去しても、行や列を削除しても、「利用済み」セルの最大領域は縮小されない。ただし、［Ctrl］＋［Shift］＋［End］キーを押したあと、［Shift］＋［→］／［←］／［↑］／［↓］キーで選択範囲を拡大、縮小して修正できる。このため、少々範囲を外れても問題ない。大きな表をマウスでドラッグして選択するよりは作業が簡単だ。
クセが強いものの、表の最終セルまでを選択できるというのは、大きな有用性がある。というのは、先に説明した［Ctrl］＋［A］キーや［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーと違って、表の大半が空白セルでアクティブセルや周囲のセルが空白セルでも、［Ctrl］＋［Shift］＋［End］キーは動作するからだ。つまり、表の完成具合にかかわらず、利用セルを含む最も小さい長方形の最終セルに移動できる。
［Ctrl］＋［Enter］キーで同じ式や値を選択範囲内に書き込める
［Ctrl］＋［Shift］＋［End］キーと併用すると、便利なショートカットに［Ctrl］＋［Enter］キーがある。このショートカットは、選択範囲内の全てのセルに同じ式、値を一度に書き込むことができる。
もちろん式の場合、セル参照はセル位置に応じて書き換えてくれる（アクティブセル右下隅のフィルハンドルによるコピーと同じ動作）。表の項目の中が全て同じ式になることは、それほど珍しいことでもない。縦横に配置したX、Yの2つの変数による計算式の表などを作ると項目が全て同じ式になることが多い。それ以外でも、行または列に同じ式が入ることがほとんどだ。
こうしたとき、表の最初のセルの右下（表の見出しでない部分）を選択した上で、［Ctrl］＋［Shift］＋［End］キーで表の見出し以外の部分を全部選択状態にし、数式バーで数式や値を入れた後、［Ctrl］＋［Enter］キーを使うことで、その数式や値を選択範囲のセル全てに書き込むことが可能だ。注意するのは、［Ctrl］＋［Enter］キーを打つ前に入力を確定させてしまわないことと、カーソルを数式バーに置いておくことだ。
［Ctrl］＋［Shift］＋［End］キーと［Ctrl］＋［Enter］キーの組み合わせで計算表を一発で埋める
［Ctrl］＋［Shift］＋［End］キーと［Ctrl］＋［Enter］キーを使えば、計算表を1つのセルへの入力のみで完成させることができる。
もちろん、［Ctrl］＋［Enter］キーが有効になる選択範囲はどのようなものでもよく、［Ctrl］＋［Shift］＋［END］キーだけに限られるものではない。どのような選択範囲であっても、［Ctrl］＋［Enter］キーは、アクティブセルに入力する数式や値を選択範囲にコピーする。注意するのは、すでに入力されたセルの値や式をコピーするのではなく、入力が完了する前の式や値を［Ctrl］＋［Enter］キーで入力完了させることでコピーが行われる点だ。
［Ctrl］＋［L］キーで表の選択と書式設定を同時に行う
現在のExcelには、「テーブル」と呼ばれる機能がある。これは、これまで説明してきた「表」に対する書式設定などをほぼ自動で行う機能だ。かつては「リスト」と呼ばれていたExcelの機能である。
一般的な表との混同を避けるため、Excel日本語版では「テーブル」という用語を使う。文字色、背景色などが指定され、自動的に表示されるリボンの［テーブルデザイン］タブ（Excelのバージョンによっては［デザイン］タブ）でスタイルなどを切り替えることも可能になる。またテーブルではデフォルトで、表の1行目の見出し行にフィルターボタンが付く。これは、作成後にオフにできる。
このテーブルを作成するには、アクティブセルを対象とする表（長方形範囲）の中に置き、［Ctrl］＋［L］キーを押す。これにより、［テーブルの作成］ダイアログが表示され、［OK］ボタンを押すことで、デフォルトスタイルの適用されたテーブルに変換される。このときの表範囲の認識も前述の［Ctrl］＋［A］キーや［Ctrl］＋［Shift］＋［*］キーに準じたものだ。ただし、複数の表がアクティブセルに隣接している場合、すでにテーブルが設定されている領域は対象にならない。
［Ctrl］＋［L］キーで書式などが設定できる（2）
ダイアログを［OK］ボタンで閉じると、リボンが［テーブルデザイン］タブに切り替わり、デフォルトに設定されたスタイルが適用される。リボン中央の［テーブルスタイルのオプション］で見出しに付いた［フィルター］ボタンなどを解除できる。
書式設定が行われた後、リボンが［テーブルデザイン］タブに自動的に切り替わる。［テーブルデザイン］タブの［テーブルスタイルのオプション］で、見出しや背景の縞模様などをオン／オフ可能だ。表の1行目に付く［フィルター］ボタンの有無などはここで指定できる（フィルターボタンはExcelの機能でどのセルにも指定できるもので、セル内容には影響しない）。
表の配色などは、［テーブルスタイル］で切り替えることができる。簡易に表を書式設定したいというなら比較的便利に使える（自分で設定した配色を保存して適用することもできる）。
ただし、注意するのは、表の最初のセル（左上の部分）は、テーブルでは列見出しの一部として認識されるため、空白セルのままにしておくと、見出し行のセルの内容を見て勝手にセルを埋めてしまう。これを防ぐには、あらかじめ何か文字を入れて置くが、特に入れるべき文字がなく、できれば空けておきたいときには、スペースを入れて非空白セルにしておく。テーブルの作成機能は非空白セルを書き換えることはしないので、これで勝手にセルが埋められてしまうのを防ぐことができる。
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