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新規事業開発ってむなしくないですか?:おしえて、キラキラお兄さん(2/3 ページ)
ものづくりに没頭してきた学生が就職したのは、「いったん」が行き交う世界だった。Web業界で幾多の新規事業の誕生と終焉(しゅうえん)を体験し、多産多死のむなしさを知ったエンジニアが救いを求めたのは、「イノベーターサクセス」の追求だった――。
事業をクローズするときはエンジニア一人――多産多死に感じた違和感
メガベンチャーでは、大手ドラッグストアとの協業で立ち上げた事業や、チラシ特売情報アプリなど、4つほどの新規事業に携わった。エンジニアとしてプロジェクトを一通り立ち上げて進める経験を積めて、その意味で恵まれていたと過去を評価する。
けれども、多くの新規事業の誕生と死を見て、考えるところもあった。
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