ニュース
約3割の人が「精神的健康度の低下」を実感 P&L Associatesがテレワークに関する意識調査:「同僚や他部署とのコミュニケーションが難しくなった」
P&L Associatesは、テレワークに関する意識調査の結果を発表した。社内コミュニケーションが難しくなったと感じている人が過半数を占め、約3割の人が「精神的な健康度の低下」を実感していた。
P&L Associatesは2021年5月26日、テレワーク(在宅勤務)に関する意識調査の結果を発表した。それによると、社内コミュニケーションが難しくなったと感じている人が過半数を占め、約3割の人が「精神的な健康度の低下」を実感していた。
「同僚や他部署とのコミュニケーションが難しくなった」
テレワークの実施によって社内のコミュニケーションが「やや難しくなった」と実感している人の割合は47.8%、「難しくなった」は12.0%だった。社内コミュニケーションの難しさを感じる点については、「同僚」「他部署」「仕事以外の社員」とのコミュニケーションがトップ3を占めた。管理職に限ると、「部下への指示や指導」と「部下のコンディション把握」に難しさを感じている割合もそれぞれ4割近くに上った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「タスク管理は得意だが、自分の管理方法には改善の余地がある」 アジャイルウェアがタスク管理に関する調査を実施
アジャイルウェアは「タスク管理に関する調査」を実施した。調査の結果、約半数が「テレワークになったことで部署内のタスク管理が難しくなった」と感じていた。 - 課題は作業環境の整備、アスクルがテレワークの実態調査
アスクルは「テレワークの活用における実施率や導入に伴う課題」に関する調査の結果を発表した。2021年4月時点のテレワーク制度の導入率は34.3%だった。テレワークの課題として「社内コミュニケーションの取りづらさ」を挙げる人が増えているという。 - 「2022年は一時的にテレワーク導入企業が減少する」 IDCが2025年までの国内テレワーク市場を予測
IDC Japanは、国内テレワーク市場について2025年までの予測を発表した。2020年の国内テレワーク導入企業は対前年比で99万社増え、161万社。テレワーカーは897万人増え、997万人と大幅に増加した。