ニューノーマル時代のエンジニア生きのこり戦略:エンジニアが苦手なのは早起きじゃなくて通勤だった?(1/5 ページ)
コロナ禍3年目を迎え、いろいろな常識が変わったよね。でも、変わらないものもあるんだよ。
ごぶさたしています。エンジニアにして採用担当の菌類、「きのこる先生」です。担当編集さんから「そろそろきのこの季節ですね?」とお呼びがかかったので、またまたお目にかかります。ちなみにきのこの旬は秋のイメージが強いと思いますが、初夏の今ごろはシイタケやマッシュルームがおいしくなります。見掛けたらぜひ食べてみてください。
さて菌類の近況報告ですが、またしても転職していました。それまでは「フルリモートでは転職する方も採用する方も大変だわー」などと言ってたのですが、フルリモートで転職してみて「やっぱ大変だわー」と再確認しつつ、フルリモートで仕事しています。
転職しても仕事の内容は相変わらずで、組織作りとエンジニア採用をやっています。エンジニア組織を強くするには、内側をしっかり整えること、外側から興味を持ってもらうこと。この2つを愚直に継続するのが王道なのだと、もう何度目かの痛感をしています。
さて今日は、その2大ミッションのうちの「エンジニア採用」にフォーカスしてみます。エンジニアの立場からは「転職」、エンジニアが欲しい企業の立場からは「求人」、という切り口ですね。
転職と求人、これまでのあらすじ
イーロン・マスク氏による買収が世間をお騒がせしている、みんな大好きTwitter。菌類の観測範囲でも、相変わらず「退職しました」「転職しました」といったツイートがしょっちゅう流れてきます。少し前は退職の報告に中華料理店の色あせたメニュー写真を貼るのがはやっていましたが、ここ最近はオフィスビルを見上げた写真がトレンドのようです。菌類もマネして転職のときに写真を上げてみたのですが、ヒルズなんかに比べると「映える」ビルではなかったので、ほとんどバズりませんでした。
逆側から見たときの「求人」、つまり企業におけるエンジニアの需要も引き続き高いようです。仕事は選び放題、給与は上がり放題のエンジニアにジョインしてもらうために、各社の採用担当は日々悩みに悩んでいます。どうやって自社を知ってもらうか、どうやって魅力を感じてもらうか、どうやって仲間になってもらうか。エンジニア採用の難易度は、相変わらずハードモードが続いています。
というわけで、エンジニアの採用市場は引き続き活発に推移しているようです。企業はエンジニアに魅力を感じてもらうために環境や待遇を改善するし、エンジニアは新しい環境で挑戦することへのハードルが下がる。ソフトウェアエンジニアリングという業界においては、ポジティブループが回っているように見えます。
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