ニュース
副業と兼業の年収、平均は「192.6万円」中央値は「100万円」 Job総研が調査結果を発表:約2割が実施
ライボは、Job総研が実施した「2022年 副業・兼業に関する実態調査」の結果を発表した。現在副業か兼業をしている人は約2割で、副業や兼業の収入は平均192.6万円だった。
ライボは2022年8月15日、同社が運営するJob総研が実施した「2022年 副業・兼業に関する実態調査」の結果を発表した。それによると、現在副業か兼業をしている人は約2割で、副業や兼業の収入は平均192.6万円だった。
副業か兼業をしている人の割合を年代別に見ると、最多は50歳代で26.7%。最少は20歳代で15.0%だった。また、本業の年収区分で見ると、副業・兼業をしている人の割合が最も高いのは「200万円未満」で、35.3%。次いで「1000万円以上」が25.9%、「800万〜1000万円未満」が23.5%だった。
この調査は20〜50歳代の社会人男女を対象に実施し、663人から有効回答を得た。
副業、兼業をしない最も多い理由は「会社から禁止されている」
副業、兼業を始めた時期を見ると、コロナ禍前「2020年3月以前」が54.5%、2020年4月以降は45.5%だった。副業・兼業を始めた理由は、「収入を上げるため」が最も多く、83.2%(複数回答、以下同)の人が答えた。次いで、「時間を有効活用するため」が35.7%、「自身のスキルを向上させるため」が33.6%。これに対して、始めたきっかけのトップ3は、「本業だけでは生活が厳しくなった」(44.1%、複数回答、以下同)、「テレワークになって始めやすくなった」(39.2%)、「老後のための資金が心配になった」(35.7%)だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- コロナ禍の転職は「やりがい」重視、副業は陰り? ウォンテッドリーが調査
ウォンテッドリーは、「コロナ禍の転職と副業に関する調査」の結果を発表した。転職時に最も重視する項目は「仕事内容のやりがい」、副業時に重視するのは「勤務形態の柔軟性」だった。 - 正社員の6割は「副業を考えているがまだ何も動いていない」 レバレジーズがITエンジニアの副業に関する調査結果を発表
レバレジーズは、ITエンジニアやクリエイターを対象とした副業に関する調査結果を発表した。副業を希望する人の割合は66.7%。そのうち、既に副業をしている割合は35.5%、副業先を探している割合は24.6%だった。 - 副業収入の月平均が最も高い地域は「東海」 パーソルキャリアが実態調査の結果を発表
パーソルキャリアは副業実態を発表した。副業が認められていると回答した人の割合は23.3%で、副業を「現在している」と回答した割合は8.0%、10万円以上稼ぐ人の割合は34.4%だった。