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急増する「生成AIを使った詐欺メール」をどう防ぐ? Darktraceがメールセキュリティに関する調査結果を発表:目には目を、AIにはAIを
Darktraceは、メールセキュリティに関する調査結果を発表した。それによると「ジェネレーティブAIで作成された本物と見分けが着かない詐欺メールに脅威を感じている」と回答した割合は82%だった。
Darktraceは、2023年4月3日(米国時間)、メールセキュリティに関する調査結果を発表した。これは世界6カ国(英国、米国、フランス、ドイツ、オーストラリア、オランダ)の企業の従業員を対象に、メールセキュリティについて調査したもので、711人から有効回答を得た。
「通信の真偽を判断する責任を人間に負わせることはできない」
「ChatGPT」が話題となっている。プログラミング作成を支援させたりメールの文面を考えさせたりといったことに利用できるため、積極的に業務利用している企業も珍しくない。だが、そのメリットを享受できるのはサイバー攻撃者たちも同じだ。
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