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IDCのクラウド支出動向調査、インフレ下で支出額は増加 長期見通しは?「クラウド分野は大幅な価格上昇に直面」

IDCは、2023年第1四半期のクラウドコンピュートおよびストレージインフラハードウェア支出を購入用途別、購入者別、地域別に分類した結果を発表した。インフレの影響で需要は減少したが、平均販売価格が30%近く増加しており、非クラウドを上回った。

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 調査会社のIDCは2023年7月5日(米国時間)、2023年第1四半期の専用、共有クラウドコンピュートおよびストレージインフラハードウェア支出動向を明らかにした。

 IDCは専用クラウドと共有クラウドを以下のように定義している。

  • 専用クラウド:1つの企業または企業グループ内で共有されるクラウドを指す。クラウドサービスプロバイダーの施設に展開される場合と、顧客の施設に展開される場合がある
  • 共有クラウド:パブリッククラウドサービス(企業のデータセンターに展開されたITインフラの拡張や置き換えのために設計されたさまざまなサービスを含む)や、各種デジタルサービス(メディア/コンテンツ配信、共有、検索、ソーシャルメディア、電子商取引など)に使われるクラウドを指す。相互に無関係な企業や消費者の間で共有される

増加するクラウドインフラ支出

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