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技術かマネジメントか どちらかではなくどちらも大切Go AbekawaのGo Global!〜Pachpind Mayur Annasaheb(後)(1/2 ページ)

グローバルに活躍するエンジニアを紹介する本連載。今回もインタースペースでエンジニアとして働く、Pachpind Mayur Annasaheb(パッチピンド・マユール・アンサヘブ)さんにお話を伺う。エンジニアのキャリアは技術かマネジメントかで語られることが多いが、マユールさんはどんな未来予想図を描いているのか。

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 国境を越えて活躍するエンジニアにお話を伺う「Go Global!」シリーズ。前回に引き続きインタースペースでエンジニアとして働く、Pachpind Mayur Annasaheb(パッチピンド・マユール・アンサヘブ)さんにお話を伺った。マレーシア、シンガポール、タイ、台湾とさまざまな場所で働くメンバーとのコミュニケーションで気を付けていることとは。

 聞き手は、アップルやディズニーなどの外資系企業でマーケティングを担当し、グローバルでのビジネス展開に深い知見を持つ阿部川“Go”久広。

妻に連れられ三千里?

阿部川 “Go”久広(以降、阿部川) 日本に来日します。なぜ日本に来ようと思ったのですか。

Pachpind Mayur Annasaheb(パッチピンド・マユール・アンサヘブ、以降マユールさん) 富士通コンサルティングインディアに在籍しているときに日本に来て、日本の経済的な発展と文化に興味を覚えました。同時に日本語そのものにも魅力を覚えました。それと個人的なことですが、当時のガールフレンド――現在の家内ですが、日本に転勤することになり、「じゃ一緒に行こう」となりました。

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インタビューに答えるマユールさん。笑顔がステキですね

阿部川 ああ、なるほど。奥さまに連れてこられたのですね(笑)。十分な理由です。日本での最初の仕事はどのようにして見つけられたのですか。

マユールさん Daijob.comで見つけました。レジュメをアップロードしたら担当者から連絡が来て、その後「Skype」でインタビュー(面談)をして採用されました。設立間もないSI(システムインテグレーター)企業だったのですが、不規則な業務形態だったのでインタースペースに転職しました。かれこれ4年くらい勤務しています。


編集中村
編集 中村

 Daijob.comといえば、こちらの方も縁がありましたね。


異文化コミュニケーションで大事なことは?

阿部川 現在、どのようなことを行ってるのですか。

マユールさん プロモーションツール「ACCESSTRADE Influencers」に関する業務がメインです。私は開発やオペレーション、メンテナンス、システムデザイン、システムアーキテクチャなど全ての工程に関わっています。

 また他のチームともタスクを共有して作業をしています。開発チーム以外のスタッフは、マレーシア、シンガポール、タイ、台湾などにいますので、彼らの仕事やプロセスがしっかり進むようにサポートします。彼らとのコミュニケーションは英語で行っています。

阿部川 コロナ禍前からテレビ会議などを使ってオンラインで仕事をしてきたのですね。

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阿部川 “Go”久広

マユールさん そうです。ですからコロナ禍の影響はほとんど起きていません。ただ、ワークライフバランスを考える良い機会になりました。私見ですが、日本の通勤時間はやはり長過ぎると思います。

 オンラインやオフラインは個人の好みによりますが、私自身はたまにオフィスに行って仕事をします。毎日オフィスに通う必要はありませんが、家内と二人で家にじっとしているよりは、外に出て人と話した方が良いと思います。


編集中村
編集 中村

 私は断然オンライン推奨派で、一番の理由はマユールさんもおっしゃっているのと同じ「オフラインは通勤時間(移動時間)が長過ぎる」です。オンラインなら子どもが学校で何かあってもすぐ対処できますし、面倒見ながらでもある程度仕事できます。ただ、こぼれ話というか、かしこまっているとできない話はやっぱりオフラインがいいんですよね。本当、悩ましい。


阿部川 チームビルディングのために、海外在住のメンバーを、一定期間日本に呼び寄せることはありますか。

マユールさん そうですね、この半年でいえば1人の海外メンバーが日本に来ました。今後も何人か来日すると思います。短い期間だと思いますが。逆に日本の開発メンバーが海外に行くこともあります。特に私たちの仕事はシンガポール、マレーシア、ベトナム、インドネシア、タイ、と日本以外が中心となりますから。

阿部川 かなり広範囲にわたる活動になりますね。それぞれの国の違った文化をどのようにして学ぶのですか。

マユールさん 「Skype」でのコミュニケーション、グループミーティングなど、さまざまな機会を捉えてコミュニケーションします。例えば、誰かが称賛すべきことがあれば、そのスピーチやそれに対する質問などで、文化的な側面を学ぶことができます。

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