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就活でも活躍するChatGPT、さらに重要性が増す「面接での見極め」 レバレジーズ:約2割が就職活動でAIチャットサービスを利用
レバレジーズは、「ChatGPT」をはじめとするAIチャットサービスを使った就職活動に関する実態調査の結果を発表した。就職活動にAIチャットサービスを使用した経験がある学生は18.8%。そのうち4割近くが、「期待以上の結果を得られた」と回答した。
レバレジーズは2023年9月4日、「『ChatGPT』などのAI(人工知能)チャットサービスを使った就職活動に関する実態調査」の結果を発表した。この調査は、レバレジーズが運営する新卒者向け就職エージェント「career ticket 」に登録している大学生を対象に実施したもので、352人から有効回答を得た。
最も多い利用方法は「エントリーシートの作成」
調査結果によると、就職活動にAIチャットサービスを「使用した」と回答した人の割合は18.8%。使用した主な理由は、「自分の考えを言語化するときに便利」「文章の表現に誤りがないかどうかを確認するため」「エントリーシートの校閲・添削が素早く終わる」など。
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