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AI投資の爆発的増加がクラウドインフラ支出に影響 IDC:2023年第4四半期のインフラ支出動向を発表
IDCは、2023年第4四半期のクラウドコンピュートおよびストレージインフラハードウェア支出を購入用途別、購入者別、地域別に分類した結果を発表した。AI投資の爆発的増加がクラウドインフラ支出を後押ししていると分析している。
調査会社のIDCは2024年3月28日(米国時間)、2023年第4四半期の専用、共有クラウドコンピュートおよびストレージインフラハードウェア支出動向を明らかにした。
IDCは専用クラウドと共有クラウドを以下のように定義している。
- 専用クラウド:1つの企業または企業グループ内で共有されるクラウドを指す。クラウドサービスプロバイダーの施設に展開される場合と、顧客の施設に展開される場合がある
- 共有クラウド:パブリッククラウドサービス(企業のデータセンターに展開されたITインフラの拡張や置き換えのために設計されたさまざまなサービスを含む)や、各種デジタルサービス(メディア/コンテンツ配信、共有、検索、ソーシャルメディア、電子商取引など)に使われるクラウドを指す。相互に無関係な企業や消費者の間で共有される
AI関連投資の爆発的増加がクラウド支出にも影響
クラウドコンピューティングおよびストレージインフラ支出は、前年同期比18.5%増の318億ドルだった。非クラウドインフラ支出は前年同期比16.4%増の189億ドルであり、クラウドインフラ支出の伸びは非クラウドを上回っている。クラウドインフラは、単位出荷数が22.8%減少したが、平均販売価格(ASP)が上昇した。IDCは、ASPの上昇理由について、ハイパースケーラーへのGPUサーバの出荷増加と関連があると分析している。
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