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最適な学習方法は? 安全にデータを使うには? AWSが解説する「生成AI活用のいろは」:「持続可能な生成AIイノベーション」を支援(2/3 ページ)
生成AIをビジネス利用しようとしている企業は多いだろう。市場にはさまざまなサービスがあふれているが、「うまく使いこなせないかもしれない」「一時的にしか使わないのでは」といった懸念を持つ人もいるだろう。本稿では、AWSのセミナーを基に、継続的に生成AIを活用するためのヒントを探る。
生成AIのためのデータ基盤の整備
生成AIとデータをうまく組み合わせられたとしても、使い続けられなければ「継続的なイノベーション」にはつながらない。そのためには「データを“差別化のためのアセット”として取り扱うためにはデータ駆動型組織の構築が必要で、そうすることで継続的なイノベーションを実現できる」と鮫島氏は説明している。データ駆動型組織を構築するためには、技術だけではなく文化や組織、メカニズムをどう構築するかなど検討すべき軸が幾つかあるという。
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